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かおるちゃん プロフィール 通称:かおるちゃん、腐女子海堂 名前の由来:VIPPERですで海堂薫役をやったから 性別:女性 パンダとシモネタが好きらしい 涎姫 出演作品 あいつこそがVIPの王子様 (1年&芥川役) 有機VS人参 (カツオ役) VIPPERです (海堂役) あいつこそがどっかの王子様 (壇役) VIPPER FIGHT(カバーver) (海堂役) 残酷な精子のテーゼ(替え歌ver) 三重唱 (1年トリオ役) VIP、テニミュ、にこにこにて、吹き替えと。 マッコウファイト! (不二役) ハレ晴れVIP(カバーver) 乾杯ジュテーム(吹き替えver) あいつこそが吹き替えの王子様 (冬 不二役) あいつこそが吹き替えの王子様(冬) (不二役) MUST BE STRONG!(VIP吹き替えver) (菊丸役) 六角公演全吹き替え (カチロー役) 【スイーツ】引いた!(VIP吹き替え)【リア充】 (不二役) 【新】VIPPERで全国童貞公演 全部吹き替えしてみた(カチロー・審判役) 【テニミュ】This is mylist! (This is my best!) 【VIP吹き替え】(四天宝寺) パンダとシモネタが超好きらしい
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青学 主要メンバー 越前リョーマ、手塚国光、不二周助、大石秀一郎、菊丸英二、河村隆、乾貞治、桃城武、海堂薫 N、Rのみキャラ 竜崎桜乃、小野田朋香、堀尾聡史、加藤勝郎、水野カツオ、荒井、 特殊 竜崎スミレ 発動スペコン:青春ソーダ(越前、手塚、桃城、海堂) SEIGAKU Special Vocal Unit(越前、手塚、不二、菊丸) 茄子(不二、河村) 青酢(越前、手塚、不二、大石) キャップと瓶(菊丸、河村、乾、桃城、海堂) 青学一年トリオ(堀尾、加藤、水野)
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この醜く残酷で、美しく優しい世界(前編)◆Z9iNYeY9a2 オートバシン。 本来ファイズを護衛するために存在するそのバイクは、確かにファイズに変身する者の手元にあった。 しかし、変身するのは乾巧ではない。 本来ならばカイザに変身する草加雅人。オルフェノクを憎み抹殺を目的とした、乾巧とは程遠い人間性の男だった。 現状カイザギアの代用としているだけとはいえ、それらが草加雅人という男の元に揃っているのは何かの皮肉か、あるいは因果か。 ともあれ、オートバシンを走らせ病院へとたどり着いた草加。 そこには守るべき者が、例え他の何かを失おうとも守らなければならない女がいるはずの場所。 ――――真理……! 脳裏をよぎるのは、かつて彼女を守れずみすみす死なせてしまった、思い出すにはあまりに苦く辛い記憶。 あの時のような苦しみはもう味わいたくはなかった。 「待っていてくれ、真理。俺が絶対、守ってやる……」 病院に辿り着いた草加。 その中心に大きく入った亀裂に驚きつつも、オートバシンをそのまま乗り捨て病院内に駆け込んでいった。 ◇ 海堂の判断は早かった。 目の前に現れた木場勇治、ホースオルフェノクに対して、自身もスネークオルフェノクへと変身して掴みかかっていった。 「木場ァ!てめえ…!」 「海堂…!」 剣を振るうことができない懐に潜り込み、その武器を封じる。 しかしスネークオルフェノクの腕力ではホースオルフェノクを抑えきることはできない。 すぐさま振りほどかれ、体を掴み壁に叩きつけられた。 轟音と共に壁を砕き、その向こう側へと吹き飛ばされる海堂。 海堂から視線を外した木場は、視線を真理へと移す。 感情の見えない、馬を模した仮面にも見えるオルフェノク特有の瞳。 しかし真理はその奥に激しい憎悪を感じていた。 一歩ずつ静かに、まるで処刑人のごとく剣を携え迫る木場。 後ろが壁で逃げることができない真理。 灰色の剣は真理の体を切り裂かんと振り下ろされ――― 「木場ぁ!止めろぉ!!」 崩れた壁の向こうから飛び出してきた海堂が、咄嗟にその間に入り込んだ。 振り下ろされた大剣を、両手に構えた円形の刃で受け止める。 しかし、素の筋力において大きく差をつけられている海堂の刃は少しずつ下に押しやられている。 このままだと時間の問題で押し負けるだろう。その事実にいち早く気付いた海堂は咄嗟に木場の体を思い切り蹴り飛ばした。 不意打ちに近い一撃に、思わず木場は一歩後ろに下がる。 「行けお前ら!木場のやつは俺が何とかする!」 「で、でも、だったらあんたは―――」 「早く!そこにいる怪我人もさっさと連れて行け!邪魔だ!」 もうこの言葉を聞くのは一体何度目だろうか、と真理は思いながらも、しかしタケシが身動きの取れぬ今彼の命を守るために取れる選択肢など限られている。 見ると、Nは既にタケシの体を担いでいる。 もはやそうするしかないのか、と真理は部屋の出口に走り始めたNの後ろについて駈け出し。 「―――――!」 そんな真理達を見た木場はまるで逃がすかとでも言わんばかりに、彼女達へと注意を向け剣を振り上げる。 ホースオルフェノクの頭頂部に備わった一本の角が、まるでエネルギーを集める避雷針のごとく光とエネルギーを放ち始め。 次の瞬間振り下ろされた剣は地面を、壁を抉る三叉の衝撃波となって真理達へと襲いかかった。 海堂のすぐ目の前で分かれたその閃光は、海堂の後ろの真理へと向かって走る。 一つは海堂が体を張って受け止め。 残り一つは牽制だったのか反れた方へと走り。。 最後の一つが真理に向けて真っ直ぐと向かっていく。 それをNは真理を押し倒すことで、ギリギリのところで回避。 しかし衝撃でバッグの持ち手部分が切れ、バッグは地面に落ちてしまう。 素早く起き上がったNは、その事実に気づかずに真理を連れて去っていく。 そんな二人を更に追おうとした木場の前に、海堂が立ちふさがる。 「おい、木場。どういうことだよおい。一から全部説明しやがれ!」 「どうもこうもない。俺は人間であることを捨て、オルフェノクとして生きることを決めた。 そのためにも、園田真理だけはこの手で殺さなければならない」 「―――――っ、お前、本当に木場なのか?!」 木場の口から放たれたそのあまりに激しい言葉に思わず誰かが化けているのではないかとも疑う海堂。 「ああ、俺だ。かつて君と結花と一緒に人間と共存する道を理想として、しかしその理想に裏切られた、愚かなオルフェノクだよ」 「裏切られた…?お前何言ってんだよおい」 「君はあの戦いの記憶を持っていないんだな。なら教えてやる。 俺が見た裏切りを、人間から――園田真理から受けた絶望を、全部」 剣を下ろした木場は、静かに語り始めた。 自身を変えたもの、そして全てを失った先に見たものを。 ◇ Nは階段を駆け下りながら自身の手に握ったリザードンのモンスターボールを握りしめていた。 もしあそこでリザードンを出していれば、果たして海堂は逃げられただろうか。 少なくとも、足手まといとしてこうして逃げまわるようなことだけはなかったはずだ。 肩の上で心配そうに見つめるピカチュウにあるいは攻撃をお願いすることもできたかもしれない。 なのに、できなかった。何故か。 あの時、病室に現れたあの木場勇治なる人物を見た時。 まるでポケモンの声を聞く時のように、うっすらと彼の心にある想いを感じ取ったように思ったのだ。 そこにあったのは深い悲しみ。 信じていた理想を裏切られた深い失望、そしてその空洞を埋める大きな憎しみ。 何故彼の心を感じ取れたのかは分からない。 人間ではないからだろうか?オルフェノクがポケモンと近い存在だとでもいうのだろうか? それとも、人から離れてしまった存在であるからだろうか? ミュウツーやニャースのように、人語を介し人へと歩み寄った存在とは異なるからだと? 分からない。 ただ、あの時Nがその深い感情の中から感じたもの。 それは、かつてあの城の部屋の中で過ごしたポケモン達が抱いていた人間に対する想いにとても近かったのだ。 だから、戦うことを躊躇ってしまった。 ポケモンでもない、むしろ人間に近い存在であったにも関わらず。 その結果が、今のこの状態だ。 果たしてこれで良かったのだろうか? 答えは出ず、迷いと後悔が募っていく。 あの時、ゾロアークが様子を見に行くと言って傷ついて帰ってきた時も、もしゾロアークを無理やりにでも引き止めていればこんなことにはならなかったのでは? と、ゾロアークのことを考え始めて気付いた。 (…!バッグがない…!?) ずっと肩に掛けていたはずのバッグがなくなっていた。 病室にいた時に持っていたことは確かだ。だとすると逃げる途中で落としてしまったというのだろうか。 あの中にはゾロアークや各種回復アイテムを始め、タケシのピンプクの残した石や双眼鏡などの道具も入っていた。 中でもゾロアーク、自身のトモダチ。 彼は何としても探さなければならない―――― 「N、どうしたの?」 「………」 しかし、そのためには真理やタケシを危険に晒すことになってしまう。 今戻れば、残って戦っている海堂の覚悟を無駄にすることになる。 「ピカ!」 そんなNの思いを察したのか、肩に乗ったピカチュウが答えた。自分が戻りモンスターボールだけでも取ってくる、と。 一瞬お願いしそうになった後すぐに思い返す。 さっきもそうやって見送っていった結果、ゾロアークは大きなダメージを負ってしまったのだ。あの時と同じ轍を踏むわけにはいかない。 「くっ…。ゾロアーク……」 最善と思える答えが最悪の結果をもたらす未来しか見えない。 だから、Nは最悪の選択だとしても、少しでも最善の道を選ぶために。 ゾロアークを、トモダチの元に戻ることを諦めた。 ◇ コンクリートの破砕音が響く病院内を焦ったように走る草加雅人。 もしかしたら手遅れだったのかと焦りつつも院内に入った彼を出迎えたのは仮面をつけた怪しい大男だった。 あまりに怪しい風貌に一瞬警戒するも、彼の話を聞いてそれどころではいられなくなっていた。 その男、ゲーチスは病院の中で人探しをしていたところでいきなり大きな音と共に病院を切り裂く光の刃が見えたという。 そしてその刃の切れ目を駆け上がっていく灰色の影を見たと同時に、その先に探し人とボロボロの少女がいたと言っていた。 ボロボロの少女、それがきっと園田真理だろうと草加は直感した。 「彼女を見たのはどこか分かりますか!?」 「もう少し先の、切断面付近の上の階です。しかしあそこには一人のオルフェノクがいます。とても危険ですよ」 「大丈夫だ!俺には戦う力がある!早く行かないと真理が…!」 そのオルフェノクが誰であるのかまでは考えていない。そもそも考える余裕などない。 木場勇治か、北崎か、村上峡児か、あるいはそれ以外の誰かか。 誰でもいい。そんなことは真理と合流するまでは重要じゃない。 決して狭くはない病院内、構造も若干自分の知識の中にあるものとは異なっていてやりづらくもあった。 その中を、草加は走っていた。 美国織莉子から聞いた未来、憔悴した真理の顔。 そう、真理にはそんな顔は似合わないのだ。もっと彼女は笑顔でいなければいけないのだから。 この時の草加雅人は、焦りから冷静さを失っていたのだろう。 もし彼がもう少しでも慎重に行動していれば。そして後ろを歩く男から感じていたその怪しさから同行を拒否していれば。 あるいはもう少し違う未来を見られたのかもしれない。 ◇ 「これが、俺が人間を見限った理由の全てだ」 木場は全てを話した。 私欲のためだけにファイズギアを求める人間。 オルフェノクが罪を犯したというだけで理由も聞かずに悪と決めつける人間。 そして、決定的だった、親しくしていた園田真理の裏切り、そしてその結果失ったものを。 そこから見た絶望を。 「だから悪いことは言わない。海堂、君も俺と一緒にこい。 人間として生きていては、オルフェノクである俺たちに幸せなんてない」 「木場…、それ本当なのか?」 思いを押し込めたような声で問いかける海堂。 それは木場の言葉を疑うというよりはむしろ確かめようとしているようだった。 「ああ、本当だ。俺達が守ろうとしたものには守る価値なんてなかったんだ」 「…それで、お前は啓太郎のやつも殺したってのか?」 「彼も人間であることには変わりなかった。 それに、彼はオルフェノクにはならなかった。俺達と一緒には行く資格を持たなかった。それだけのことだ」 「………」 押し黙る海堂。 そんな彼を見ながら、木場は最後の問いかけを投げかけた。 「君の答えを聞かせてくれ。俺も君を進んで殺したくはない」 「つまりお前はよ。 ここでお前に殺されるか、それとも俺もお前の仲間になってオルフェノクとして人間を殺すかを選べっつーんだよな?」 「その通りだ」 「そうかい」 はぁ、と手を下ろし力を抜く海堂。 「こぉんのバカヤロウ!!!!」 叫ぶと同時に、その下ろされたはずの拳は真っ直ぐに木場の顔へと飛びかかっていた。 本来ならばそんな一撃にびくともすることのないはずのホースオルフェノクの顔面を、その身では踏みとどまれないほどの強い衝撃が捉え体ごと吹き飛ばした。 倒れこんだ木場の上にマウントをとるように乗りかかった海堂は、そのまま襟首に当たる部分を掴み、顔を正面から近づけて叫ぶ。 「木場、俺はなぁ…、お前のように生きてみたいと思ってたんだよ。 俺みたいに根無し草でその日その日を精一杯生きるように生きてるやつにはなぁ、お前の大きな理想に生きる顔ってのはすげえって思ってたんだよ、ずっと尊敬もしてたんだよ。 なのによぉ、何でそんなに簡単にその理想を捨てられるんだよ!」 「君は!君達を失って信頼してたものにも裏切られた俺が見た絶望を知らないからそんなことが言えるんだ!だから俺はそんなものを見せられる前に一緒に行こうと―――」 「お前の理想は俺の命より軽かったのかよ!」 その言葉に、木場の言葉が思わず止まる。 叫ぶ海堂の手は震え、真っ直ぐに見つめるその瞳には怒りと悲しみの混じったものが渦を撒いているようでもあった。 「お前の理想は、そりゃバカみてえに果てしないし俺からしちゃできっこねえってずっと思ってたよ。 だけど、お前ならそれでもやってくれるんじゃねえかって感じさせてくれるものがあったんだよ。 だからもしそれに付き合った俺が死ぬようなことがあっても、お前なら乗り越えてくれるって思ってたんだよ!」 真理が木場を裏切ったということ、その真意に関しては今の海堂には問題ではなかった。 真理を見る限りそのような素振りはなかったが、しかしそれが木場の嘘とも思えなかった。 今真実であるのは、木場がそういったことを経験し、その結果理想を捨てたのだということ。 だというのに、それに対する木場の反応は。 「―――…くだらない」 たった一言。 それだけで海堂の信じていたもの、それまで自分が信じていたはずのもの。 それらを全て切り捨てていた。 その一言は海堂の木場に対する思いを怒りで占めるに十分なものだった。 「てめえええええええええええええええええ!!!」 怒りに任せて拳を下ろした海堂に対し。 木場は驚くほど冷静に、その手に魔剣を生成。迫る海堂の体をカウンターのように剣で突いた。 胸部を突かれ弾き飛ばされる海堂。 そこに木場は、容赦なく剣を振り上げ、先に放った衝撃波と同じものを海堂に向けて放った。 病院のコンクリート製の地面を、壁を抉り、閃光が海堂へと衝突。 その衝撃は海堂のみならず、病院の床を、壁を破壊しその一角に巨大な穴を開けていた。 海堂の姿はない。きっと下の階に落ちたのだろう。 追って彼の生死を確かめトドメを刺すべきか。一瞬考えた後、結局追わないことにした。 迷いか、情けか。それとも今の一撃で海堂の命を奪ったと確信してるからか。 思うところはあったが、それ以上深く考えることはしなかった。 踵を返し園田真理が逃げ去った方を向く。 まだ病院の中にいるだろうか。それとももうここの外に出てしまっているだろうか。 どちらにしても、怪我人を背負った彼らがそう遠くまで逃げられるとは思えない。追いつくのにそう時間はかからないだろう。 上の階と下の階、どっちに逃げたか。 耳を澄ますと、オルフェノクの高まった聴覚は幾つかの足音を拾った。 逃した彼らのものと思われるものの他にもう何人かのもの。 だが彼らの逃げた方向を考えればどっちが追うべきものなのかは想定がつく。 そのまま木場勇治は、抹殺すべき者がいるであろう方に向かって駆け始めた。 ◇ 意識がはっきりしない。視界もかなりぼやけている。 ただ、今自分は誰かに背負われており、その人も走っているのだろうということは分かった。 一緒にいるのは真理さんとNだろう。 そして追っている者は……誰なのだろう。 俺が気絶している間に何があったのだろうか。 分からないが、今はかなり切羽詰まった状況らしいということだけは分かる。 ふと記憶をよぎったのは、意識を失う直前に見た最後の光景。 青い光に拘束された自分の体、体を貫こうと飛び上がった黒い存在。 そして、その間に割り込んだピンプク。 思い出して気付く。 そうか、ピンプクはもういないんだな、と。 ピンプクが命を張って守ったというのに、結局またこんな危険に陥っている。 ピンプクが死んだのは、俺がキチンとしていなかったせいではないのか。 俺が寝てさえいなければ、もっとマシな状況になったのではないのか。 自責と後悔の念が心を埋め尽くした時、薄く開いた視界がぼんやりとクリアになっていった。 「真理…さん…」 「タケシ!?目が覚めたの!」 「今…どうなって……」 「喋っちゃダメ!あんた怪我がまだ治ってないんだから!」 意識を取り戻したタケシを気遣い、真理とNは一旦足を止める。 思い返せば、重症の人間を抱えた状態で走り回るというのはその傷の状態を悪化させるのではないかと気付くのが少し遅かった。 止むを得ない状況だったといえばそれまでではあるが。 「ピカピ…」 病院に置かれたソファの上にタケシを横たえる。 あくまでもタケシの状態を確認するだけ、ほんの数分だけ立ち止まるだけのつもりだ。 「真理さん……、水を…」 「水ね、ちょっと待って!」 と、タケシの頼みにバッグを弄りペットボトルを取り出す真理。 開封し、ほんの一口ほど口に水を含ませた。 同時にNはタケシの傷の状態を確かめる。 「…大丈夫だ、少なくとも逃げる際の衝撃で傷が悪くなっている様子はない」 「良かった…、じゃあタケシ、もう少しだけ我慢して。すぐに楽にできる場所まで連れて行ってあげるから」 と、真理の言葉に合わせてゆっくりとタケシの体を持ち上げたN。 すると、その時遠くから激しい轟音が鳴り響いた。それはさっき自分たちに向けて放たれた衝撃波のものと同じようにも聞こえる。 同時にコンクリートの砕ける音が聞こえ、その後は病院内を静寂が包んでいた。 「…急ごう、きっとあの木場勇治という人物が、海堂を……」 「……っ」 顔を伏せる真理。 海堂でも木場を止めることはできなかった。 きっと、海堂はよりにもよって彼の手にかかったということになる。 「…真理さん、Nさん、俺を連れて、…追ってくる人から逃げることはできますか?」 ふと、タケシが呟いた。 顔色も悪く、息も絶え絶えの様子で呻くような小声だったが二人はそれを聞き逃すことはない。 「何言ってるのよ!できるかできないかじゃなくて、逃げるのよ! 大体私なんて一万人の敵に囲まれた状態で生き残ったことあるのよ、これぐらいのことだって乗り越えてみせるわよ!」 「………」 「大丈夫よ、黒い巨人に襲われた時も桜ちゃんがおかしくなった時も逃げられたんだから。 だから、みんなで生き延びるのよ。私も、タケシも、Nも、みんなで」 みんなで生き延び、誰も死なせない。 啓太郎、ナナリー、そしてもしかすると海堂。 多くの友人を、仲間の死を経てきた真理の、強い思いだった。 「……そうですね、じゃあ、もしここから逃げたら、俺とデートとかしてくれませんか? 遊園地みたいな、みんなでワイワイ遊べるようなところで。別に二人じゃなくてもいいです、真理さんのお友達とか、N君とか、ポケモンのみんなも連れて」 「こんなときに何言っ――――いいわよ、ここから出られたらデートでも何でも行ってあげるわよ、だから―――」 「それじゃあ、…真理さん。グレッグルのボールを、ください。ここから安全に出られる方法があります」 「ボールならあんたのポケットに……あった、これね」 と、タケシの服のポケットからモンスターボールを取り出す真理。 そしてグレッグルを呼び出したタケシは、心配そうな顔でこちらを見るグレッグルを静かに引き寄せる。 そしてそのまま、おそらくはグレッグルにしか聞こえないような小声で何かを呟いた。 ゲッ、とまるで驚くかのような鳴き声を上げるグレッグル。 「さあ、行くんだ」 「…タケシ?」 怪訝そうな顔でタケシに近付く真理。 それとは対照的に、タケシの元から離れるグレッグル。 そして、スタスタと真理の元に近付いたグレッグルは。 ―――ーその手を紫色に光らせ、真理の腹に思いっきり拳を叩き込んだ。 →
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灼熱地獄改 (20 41 8) 司馬懿の「灼熱地獄改」は彫銘に1300の適中ダメージ (20 41 8) 彫銘は「怪我」の効果が消滅しました (20 41 8) 彫銘は司馬懿に倒されました 蘇生復活後に虎戦車でも押してようと思ってた時でした。ちなみに盾。 氷雪嵐改 (21 38 36) 司馬懿の「氷雪嵐改」は海堂僚に237のダメージ (21 38 36) 海堂僚は「氷雪嵐改」の効果を受けました (21 38 45) 海堂僚は「氷雪嵐改」の効果が尽きました 一人当千 周囲はじき飛ばし効果。 (22 9 22) 司馬懿は虹色うさぎに「一人当千」を実行しました (22 9 22) 司馬懿は張舜生に「一人当千」を実行しました (22 9 22) 司馬懿は那須王に「一人当千」を実行しました
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暁に起つ(後編) ◆MiRaiTlHUI 海堂直也は、既に頭では理解していた。 自分の力では、絶対にこの敵には敵わないのだろう、と。 技量も、単純な腕力も、相手の方が圧倒的に上。勝っている要素など何一つない。 オルフェノクとして強化された五感と、第六感までもが、海堂には勝ち目がないと悟らせる。 それはこの会場に来て、初めて目の前の敵と戦った時から、とっくに解って居た事だった。 それ程までに、今自分が相対している赤い怪人は、化け物過ぎる化け物なのだ。 だけれども。 それが何だ、と思う自分が居るのも、確かだった。 頭では無理だと理解しても、この心は、この魂は未だ諦めてはいない。 敵の圧倒的な強さに、この心は脅えるどころか、更なる熱を燈してさえいるのだ。 地平線の向こうでギラギラと燃え盛る夕日は、そんな海堂の心を焚き付けている様だった。 そうだ。最早、海堂に挫ける事などは許されない。 海堂直也は。 仮面ライダーは。 今、暁に起ち上がったのだ。 ならば、やらねばならない。 この命尽きるまで、命を奪う悪と戦わねばならない。 それが海堂の望む、仮面ライダーの姿。与えられた正義の使命。 何よりも、海堂はまだ戦えるのだ。この心は熱く燃え滾っているのだ。 なれば、例え儚くても、この命が尽きるまで、輝き続けずして何とする。 赤く熱い鼓動は、この身を突き破らん勢いで激しく脈を打っているのだ。 「嗚呼、ならやるっきゃねぇよなぁ……だって俺は、仮面ライダーなんだからよぉ!」 「成程、どうやら貴様を戦士と認めざるを得ないらしいな……仮面ライダーよ」 圧倒的な力を見せ付け、未だ顕在するアームズドーパントは悠々とのたもうた。 「そりゃどうも」と口先だけで返すが、悪にその力を認められた所で、何にも嬉しくは無い。 仮面ライダーが喜びを感じていいのは、悪を倒せた時と、誰かを守り抜けた時、だけだ。 海堂直也はそんなヒーローでありたいと思うし、今だって、そうあろうとしている。 そんな海堂の心情を知ってか知らずか、眼前の敵は、一本のベルトを投げて寄越した。 「……こいつは!?」 瞠目に目を見開き、投げ出されたそれを眇める。 がしゃん、と音を立てて転がったのは、青と、銀色のベルトだった。 中央のバックルには携帯電話が装着されていて、青いメモリーがセットされている。 海堂は、携帯電話をバックルに装填して変身する仮面ライダーを、良く知っていた。 多分、そんな仮面ライダーが居るのは、何処の世界を探したって自分の世界しかないと思うから。 かつて装着したファイズギアの色違いとも呼べるそれを手に取った海堂は、眼前の怪人を眇め、問うた。 「おい、こいつぁ一体、どういうつもりだ」 「そのベルトは、オルフェノクとやらでなければ使えないらしい」 「ふざけんなよテメエ……この俺様に、情けを掛けようってつもりかよ!」 「吠えるのは勝手だが、今の貴様では、勝負にすらなるまい」 痛い所を突かれた海堂は、言い返せなくなって歯噛みする。 自分に使えぬ物であるなら、使える者に渡してでも戦うまで。そういうつもりなのだろう。 誇りだが何だか知らないが、そうやって余裕ブッこいて武人を気取る悪に、海堂は嫌気が差した。 上等じゃねえか、と思う。どの道不利な事には変わりないのだ。そっちがその気なら、乗ってやるまで。 泣く子も黙る海堂直也様に、このベルトを与えてしまった事を、あの世で後悔させてやる。 そして海堂直也は、この力で本当の仮面ライダーになって、皆を守り抜いてやるのだ。 「上等だ、見せてやろうじゃねえか……正義の仮面ライダーの力をなぁ!」 人間の姿に戻った海堂は、青と銀のベルトを勢いよく腰に巻いて、携帯電話を開いた。 変身コードは――3、1、5。液晶に表示されたマニュアル通りに、ボタンを打ち込んでゆく。 こんなベルトは見た事がないし、どんな仮面ライダーであるのかも解りはしない。 それどころか、これが何の為に造られたベルトなのかも、どんな奴が使っていたのかも。 全く以て何もかもが解らないけれど、今となってはもう、そんな事はどうだって良かった。 重要なのは、海堂直也が今、“正義であろうとする”その心ただ一つだからだ。 「変身ッ!!!」 数多の世界の仮面ライダー達が唱えた言葉を、声高らかに宣言する。 超高出力のフォトンブラッドが青い光となって全身を駆け廻って、この身を覆う。 純白の装甲と、背部のバックパックが形成された瞬間に、この身体は凄まじい熱を感じた。 全身が、焼ける様に熱いのだ。今にも灰となって崩れ落ちてしまいそうな程の、圧倒的熱量。 この身を焼き尽くさん勢いの圧力は、満身創痍の海堂には少しばかりきつかった。 だけれども、それが何だとばかりに脚を踏ん張り、拳を握り締めて耐える。 この心は、こんなスーツよりも、もっと、ずっと、熱く、激しく燃え滾っているのだ。 なれば、この海堂直也に、不可能などあろうものか。出来ぬ事などあろうものか。 そうだ。何としてでも倒すのだ。目の前の悪を、命を奪う悪を――! 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」 それは、正義の雄叫びだった。 赤く滾るこの情熱を、真っ赤に燃える暁の空に解き放ったのだ。 身体を焼き尽くさん勢いの蒼き流動エネルギーが、漸く安定して、鮮やかな光を放つ。 蒼の輝きは、海堂の心に応えるように眩い輝きを放って、灼熱の空へと溶けてゆく様だった。 ――Complete―― 次いで、高らかに電子音が鳴り響く。 暁に起ち上がるは、見まごう事なき正義の戦士。 熱き魂を胸に刻んだ漢の称号は、仮面ライダー。 正義の体現者に与えられたその名は、サイガ。 そう。その名は――仮面ライダーサイガ! 仮面ライダーサイガとなった海堂直也の魂(こころ)の炎が、この身へと燃え広がる。 蒼い炎だった。サイガの関節から、身体中の節々から、蒼の炎は全身に火を点けてゆく。 命を燃やす灯が、純白の装甲をも突き抜けて、熱く、熱く、燃え滾っているのだ。 炎はサイガの魂と身体を震わせ、悪を許さぬ正義の灼熱となって大気をも焼いた。 その気迫は凄まじく、さながらサイガが纏った、命のオーラのようで。 「見事な気迫だ、戦士・仮面ライダーよ」 アームズドーパントが、何処か嬉しそうな声色で言った。 サイガのスーツに流れる超高出力の流動体は、海堂の身体を今も蝕み続けていた。 恰好付けて変身した手前、口に出しはしないが、この力は明らかに“過ぎた力”だ。 他のギアなどの非ではなく、こいつは容赦なく装着者の身体を焼き尽くそうとする。 こうして立っているだけでも、身体は全身が焼ける様に熱く、最早感覚すら感じはしない。 だけれども、例えそんな業火に焼かれたとしても、海堂の闘志はそれ以上に熱く、激しかった。 この身体を覆う炎すらも、熱き情熱へと変えて、ちっぽけな恐怖や不安をも、焼き尽くす。 行ける。今ならば、何処までも、全速力で駆け抜ける事が出来る――! 「その力が何処まで通用するか、この破壊のカリスマが確かめてくれる」 ――ほざいてろよ。今から俺が、テメエをブッ倒してやるからよ! 背部のフライングアタッカーが、ジェットの唸りを上げた。 轟音を掻き鳴らし、蒼き炎が蜃気楼となって虚空に揺らめく。 純白の装甲がもたらした殺人的な加速は、風よりも速く飛び抜け、敵との距離をゼロにした。 一瞬、本当に、一瞬だ。装着者である海堂すらも予想だにしなかった速度で、サイガは飛んでいた。 この場の誰もが感知し得ぬ速度で懐へ飛び込んだサイガは、蒼き二刀を引き抜き、振るう。 「――ッ!!」 きぃん! という金属音が、何重にも重なって絶え間なく鳴り響いていた。 右の次は左、左の次は右、息を吐く隙すらも与えぬ連続攻撃は、言わば死への抵抗。 一瞬でも気を緩めれば、満身創痍のこの身体はすぐに朽ち果て、物言わぬ骸となろう。 誰も守れぬまま、悪をこの手で討ち取る事も出来ぬまま、そのまま全てがお終いだ。 勝利に繋げる為の唯一無二の手段は、怒涛の連続攻撃以外には有り得なかった。 この身を蝕む熱も、痛みも、苦しみも、限界すらも意に介さず、サイガは連撃を叩き込む。 弱くても、強くても、どんな攻撃でもいい。敵に見動きを取る隙を与えてはならない。 サイガの猛攻は、さながら白と蒼の嵐。圧倒的な風圧で以て蒼き炎を撒き散らす、暴風。 守ったら負けだ。守勢に出れば詰みだ。後戻り出来る道など、もう何処にもないのだ。 このままでは足りない。強敵を打倒するには、まだ少し、足りない。 ならば、もっと速くだ――! 力を振るうなら、もっと激しくだ――! この魂の炎を燃やすなら、もっと熱くだ――! 「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」 怒涛の進撃は、徐々に敵の勢いを押しつつあった。 そこに、身体的スペックなどというものは、最早関係ない。 とうに限界を迎えたこの身を動かすのは、たった一つの正義の炎。 燃える灼熱がこの身体を突き動かし、サイガの打撃に力を与えてくれるのだ。 ぬう、と。驚愕の呻きを漏らす声が聞こえて、サイガの攻勢に、更なる勢いが乗る。 このまま押し切れば勝てる――! なればこのまま、勝利まで一気に突っ走るのみ――! 「ぬ……ッ、ぐぅぅぅぅぅッ!」 「らぁああああああああああああああ!!!」 やがて、勢いに乗ったサイガのトンファーが、敵の守りを突き破った。 返す刀でそれを弾き飛ばして、もう一方のトンファーで左腕の大剣を弾き飛ばす。 その瞬間から、敵はサイガの攻撃を半分近くしか打ち落とせぬようになっていった。 今この場で繰り広げられているのは、たった一つのシンプルな事実のみだ。 “正義が、悪を押している”。 熱い正義の魂が、冷酷な悪の力を正面から押しやっているのだ。 どんな世界だって、最後には正義がのさばる悪を打ち倒すものだ。 少なくとも、仮面ライダーが守り抜いて来た数々の世界は、そうだった。 それは何十年経っても決して変わらない、正義の味方のあるべき勇姿なのだ。 ――見てるか、木場ぁ! 照夫ぉ! 雄叫びを上げる仮面の下で、再びこの心に火を点けてくれた二人を思い描く。 あの二人が居てくれたから、海堂は夢を失い腐っても、再び使命を掲げる事が出来た。 あの二人が居てくれたから、見失いかけた生きる意味を再び見出し、起ち上がる事が出来た。 そしてこの使命感は、孤独や不安を引き摺るだけの、無力だった日々をブチ壊すだけの力をくれた。 なればこそ、今の自分に出来る事はたった一つ。たった一つの正義で示す、償いと、酬いだ。 これは彼らの想いに少しでも酬いる為。その為に、今ここで、揺るぎなき悪を倒すのだ。 小野寺が言った、みんなの優しい笑顔を奪う悪魔を、この手で仕留めて見せるのだ。 燃え上る決意がある限り、今の海堂は何処までも走ってゆける。 そんな気がして、不可能なんかは無いとすら、思う。 心の中で涙を流すだけしか出来なかった日々も。 無力に打ちひしがれ、何をしていてもからっぽだった日々も。 今日で全部、おしまいだ。後はただ、今この瞬間を、全速力で突き抜けるのみ。 命を賭けるだけの覚悟は、既に完了した。絡み付く迷いも、とうに振り切った。 なれば、この身体を掣肘する足枷などは、最早何一つありはしない。 “限界”などと云う陳腐な概念も、最早何処にも存在しない――! ――さあ、行こうぜお前らぁ! そして、正義を背負って戦う海堂は、一人ではない。 この胸には、今もみんなが生きている。 熱い命が、今も強く脈を打ち続けているのだ。 あの戦いで散ってしまった木場に、照夫に、結花。 今を必死に生きる乾に、ここで出会った名護や、小野寺に天道。 今まで出会ったみんなの想い。熱い正義の心に、強い決意の灯。 それら全てを背負って戦う海堂に、みんなの想いが、力を与えてくれる。 故にこそ、やらねばならぬ。どんな強敵相手にも、諦める事は許されないのだ。 そうだ――海堂直也は今、正義の疾風(かぜ)となって、悪の炎を吹き消すのだ! 「だからよぉ! もっとだ! もっと! 熱く、燃え上がれぇええぇぇぇぇぇええええっ!!!!」 身体を焼く蒼き灼熱は、この魂の炎と一緒になって、熱く、高く、燃え上がる。 蒼の炎は、いよいよ以て身体全てを覆い尽くし、純白の装甲などは見えなくなった。 周囲の大気が高熱過ぎる炎に熱せられて、二人の周囲だけが蜃気楼の如く歪んで見える。 これは自分の命を焼く行為だ。そんな事は、一年間戦い続けた海堂には、嫌という程わかっていた。 だけれども、海堂に止まるつもりはない。誰にだって、海堂を止める事など出来やしない。 一度燃え盛った炎は、後は全て焼き尽くすまで燃え拡がるしかないのだから。 「何故だ。あれ程弱かった貴様が、何故ここまで強くなれる」 「さぁなぁ……んなこたぁ、俺は知らねぇ! けどなぁ、多分、理屈じゃねぇんだろうよ!」 そう――理屈では、最早ないのだ。 きっと、一歩でも退けば……一瞬でもこの心の熱を冷ませば。 この命の炎も、一緒になって燃え尽きるのだろうと、直感的にそう思う。 驚く程に深く冷たい死の闇は、海堂のほんの数ミリ後方で、この身を追い立てているのだ。 少しでも気を抜けば、この命はあっと言う間に死の闇に飲みこまれて、それで本当にお終いだ。 なればこそ、だった。海堂はもう、立ち止まることも、振り返る事も出来ない。出来る訳がない。 後はもう、全力でレッドゾーンすらもブチ抜いて、最期までフルスピードで駆け抜けるしかないのだ。 ――嗚呼そうさ、イカれてる! イカれちまってるとしか言えねぇよなぁ! 自分でも解るくらいに、この頭はイカれていた。 熱く滾る情熱が、まともな思考などは完全に焼き払っていた。 だけれども、同時に海堂は、イカれた奴ほど恐ろしいという事も、理解している。 語る言葉もなく、理解の及ばぬ理由でぶつけられる力ほど恐ろしいものは、他にないのだ。 サイガの怒涛のラッシュはやがて、歴戦の勇士の守りを、その戦術を、完全に突破した。 勝った、と。サイガの仮面の下、燃える蒼の炎に包まれながら、海堂は確信した。 「らぁあああああああっ!!!」 「ぐぅ……!?」 最後の一撃は、強烈だった。 渾身の力が込められた蒼きエッジは、その銀の胸部装甲を見事に抉る。 豪快な打撃音が響いて、その屈強な身体がくの字に折れ曲がって、吹っ飛んだ。 破壊のカリスマを自称した化け物は今ここに、正義の仮面ライダーサイガに敗れたのだ。 「はぁ……はぁっ、はぁ……っ、どう、だ……の、野郎っ!」 同時に、サイガの身体にどっと疲労が押し寄せる。 集中力の糸が切れるのと同時に、この脳を焼き切らんばかりの灼熱を感じる。 全身が、燃えるように熱い。筋肉は徐々に灰化し、今ここに立っているだけでも苦痛を伴った。 限界を突破して蓄積された疲労は、蒼の炎となって勢いを増し、今にもこの身を灰燼に帰さんとする。 だけれども、仮面ライダーサイガは、海堂直也は、それでも倒れはしなかった。 ――まだだ……まだ、倒れる訳にはいかねぇ! そう、まだだ。まだ海堂は、仮面ライダーとして、何の証も立ててはいない。 何よりも怖いのは、証を立てず、何も成さないまま死に絶える事ではないのか。 敵はまだ生きている。生きて居れば、また他の誰かの命を奪う為に、その力を振るう。 そんな事は許せない。許せる訳がない。それでは、この命を燃やしてまで挑んだ戦いは無意味だ。 なればこそ、せめて最期に、この海堂直也が正義に生きた証を立てねばならない。 笑顔と命を奪う絶対的な悪を、この手で、この力で、完全に仕留めねばならない。 嗚呼、そうだ。その為に、クズだった海堂直也は正義に目覚め、暁に起ち上がったのだ――! 「もう、決めちまったからなぁ……! 俺はせめて、俺の心にある正義の味方になるって、よぉ……!」 そう。それこそが、海堂が求め、示した正義のカタチ。 この命は、最期に向かうべき道標(みちしるべ)を見付けたのだ。 そしてこの身に最期に残ったのは、それを貫く為の、強く、熱い意志と力。 なれば、やる事はたった一つ。今ここに、示すのだ。 命の証を。誰よりも熱い、一人の漢が生きた証を。 それを、最期まで正義を貫く事で成し遂げる事が出来るのならば――! 「嗚呼、ここで死ぬのも、悪くはねぇよなぁ――!」 悪くはない。悪くはないと、思う。 何せ、自分は最期の力を振り絞って巨悪を討つのだ。 今後襲われるかも知れない無数の命を救う事が出来るのだ。 正義に生きて、正義に散る。熱い漢の生き様を貫いて、皆の命まで救えるのなら、上等だ。 この海堂直也の最期を見届けてくれる人が誰も居ないのは、確かに少しばかり心残りだけれど。 何、それも別段気にする事は無い。正義とは、誰かに見せ付ける為に行使するものではないのだから。 少なくとも、それを理解出来るくらいには、海堂は真っ当に正義の味方を名乗ったつもりである。 だから。最期に、仲間二人を救い、悪を打ち倒し、それが沢山の命を救う事に繋がるなら―― それだけで、海堂直也にとっては、上等過ぎるくらいに、生きた証を立てた事になるのだと、思う。 ――Exceed Charge―― 濃縮された超高圧力のフォトンブラッドが、サイガの身を駆け巡る。 この身を包む蒼の炎の中、蒼き輝きが一点の眩き輝きとなって、両のトンファーへと集中してゆく。 やがて蒼きエナジーブレードは、蒼の炎よりも熱く、圧倒的な熱量を放出して、激しく瞬いた。 身体は重たい。指一つを動かすだけでも、全身がバラバラになりそうな苦痛を伴う、生き地獄だ。 だけれども、決意を固めた男は強く、命が消え去ってしまいそうな痛みにも、一瞬たりとて止まりはしない。 身体ごと持っていかれそうな、圧倒的過ぎる力の奔流を振り上げて、サイガは真っ直ぐに駆け出した。 ◆ 天道総司が、乾巧を引き連れて警視庁を出てから、既に数分が経過していた。 まずは何処に行こう、なんて明確な目的があった訳ではないのは、彼らにとっては珍しい。 ここは殺し合いの場なのだから、歩いて居れば自ずと誰かと出会うだろうと考えたのだ。 第一、今も誰かの命が奪われて居るかもしれない中で、休み続けている気にもなれなかった。 そんな中で、真っ先に表情を変えたのは、天道の仲間である巧だった。 「おい、天道」 「ああ、解って居る」 巧の言葉に、天道は警戒心を強める。 先程戦ったカブトムシの怪人の時と同じだ。 何者かの足音が、こちらへ迫ってきている。 それも急速に、真っ直ぐに走って、こちらへ向かっているのだ。 表情を顰め、いつでも行動を起こせるように身構える。 そんな二人の元へ現れたのは――。 「停まりなさい、総司君!」 「えっ……あ――」 スーツを来た若い男を担いで走る、白い仮面ライダー。 雪男をそのまま模した様なデザインのそれは、どうみても自分の世界のライダーではない。 巨大な肩に乗った男は、自分達を見付けるなり、そのライダーに停まるように命令したが。 問題は、男が呼んだ、その名前だ。奴は今、確かに「総司」と呼ばなかったか? 天道の表情が険しくなって、嫌な予感が、頬に汗を滴らせる。 「お前は」 天道がそう告げた瞬間、白い仮面ライダーの装甲が消失した。 バックルから、ゼクターにも似た一匹の蝙蝠が強制的に弾き出されたようだった。 十分間の変身時間を満了したライダースーツが、制限によって形を保てなくなったのだろう。 そして、白の装甲の中から現れた男は、天道自身も良く知る顔であった。 「お、おい天道……こりゃ、一体どういうこったよ!?」 乾巧が、狼狽した様子で声を荒げる。 白いライダーの変身を解いた男は、長身の、天然パーマの男だった。 それなりに整った顔立ちで、しかし、瞠目に目を見開くその表情は、些か子供らしい。 だけれども、その顔は、その身体は、見まごう事無き天道総司のものである。 今、この場に、天道総司が二人居るともなれば、何も知らない巧が驚かない訳がなかった。 天道と巧の狼狽を知ってか知らずか、もう一人の天道は、息を荒げ、髪の毛を掻き毟る。 今にも泣き出しそうな子供らしい表情で、しかし天道総司の事を、強く睨みつけて。 「どうしてっ……どうしてお前が! どうしてこんな事に! どうしてっ!?」 「落ち着くんだ総司君! 焦っては、殺し合いに乗った奴らの思う壺だ!」 「うるさい、黙れっ!」 宥めようとしたスーツの男を、もう一人の天道が振り払った。 これにはさしもの天道も困惑せずには居られない。 どういう事だ、と心中で呟き、思考する。 今の発言を聞く限り、恐らくスーツの男は殺し合いに乗ってはいないのだろう。 だけれども、目の前に居るのが自分に擬態したワームであるなら、スーツの男は恰好の餌食である筈だ。 にも関わらず、変身しない男を担いで、一緒に逃げて来た事を考えると、恐らく二人は仲間。 だが、それは可笑しい。もしも擬態が未だ世界を怨んでいるのなら、そんな事はしない筈だからだ。 ともすれば、こいつは殺し合いに乗って居ない――或いは、未だ悩んでいるのか? 「うわあああああああああああああああああああああああああ!!!」 そんな天道の思考を尻目に、擬態は絶叫し、駆け出した。 何の武器も持たずに、生身で天道に挑み掛かろうと言うのだ。 咄嗟に身を乗り出そうとした巧を片手で制し、天道は考える。 こいつが悩みを抱えたまま殺し合いに放り込まれたのなら、自分にはやるべき事がある。 そう、世界はお前の敵ではないという事を、もう一度教えてやらねばならない。 だけれども、恐らく今の擬態は、天道の言葉に耳を貸したりはしないだろう。 どうしたものか――そう考えている内に、擬態と天道の距離は、ゼロになっていた。 【1日目 夕方(放送直前)】 【E-6 警察署(警視庁)前】 ※外部にGトレーラーとトライチェイサー2000が並んで配置されています。 【天道総司@仮面ライダーカブト】 【時間軸】最終回後 【状態】疲労(中)、ダメージ(大)、仮面ライダーカブトに50分時間変身不能 【装備】ライダーベルト(カブト)+カブトゼクター@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式、ディエンド用ケータッチ@仮面ライダー電王トリロジー、サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎 【思考・状況】 基本行動方針:仲間達と合流して、この殺し合いを打破する。 0:擬態天道を説得したいが……。 1:首輪をどうにかする。 2:間宮麗奈、乃木怜治、擬態天道、草加雅人、村上峡児、キングを警戒。 3:情報を集める。 【備考】 ※首輪による制限が十分であることと、二時間~三時間ほどで再変身が可能だと認識しました。 ※空間自体にも制限があり、そのための装置がどこかにあると考えています。 ※巧の世界、音也の世界、霧彦の世界の大まかな情報を得ました。 ※参加者達の時間軸に差異が出る可能性に気付きました。 ※クロックアップにも制限がある事を知りました。 【乾巧@仮面ライダー555】 【時間軸】原作終了後 【状態】疲労(小)、ダメージ(中)ウルフオルフェノク、仮面ライダーファイズに50分時間変身不能 【装備】ファイズギア+ファイズショット@仮面ライダー555 【道具】支給品一式×2、ルナメモリ@仮面ライダーW、首輪探知機、ガイアメモリ(ナスカ)+ガイアドライバー@仮面ライダーW、霧彦のスカーフ@仮面ライダーW 【思考・状況】 基本行動方針:打倒大ショッカー。世界を守る。 0:天道がもう一人……? 1:仲間を探して協力を呼びかける。 2:間宮麗奈、乃木怜治、村上峡児、キングを警戒。 3:霧彦のスカーフを洗濯する。 4:後でまた霧彦のいた場所に戻り、綺麗になった世界を見せたい。 【備考】 ※変身制限について天道から聞いています。 ※天道の世界、音也の世界、霧彦の世界の大まかな情報を得ました。 ※参加者達の時間軸に差異が出る可能性に気付きました。 【名護啓介@仮面ライダーキバ】 【時間軸】本編終了後 【状態】疲労(中)、ダメージ(中)、ザンバットソードによる精神支配(小)、仮面ライダーイクサに1時間50分変身不可 【装備】イクサナックル(ver.XI)@仮面ライダーキバ、ガイアメモリ(スイーツ)@仮面ライダーW、 ザンバットソード(ザンバットバット付属)@仮面ライダーキバ、魔皇龍タツロット@仮面ライダーキバ 【道具】支給品一式 【思考・状況】 基本行動方針:悪魔の集団 大ショッカー……その命、神に返しなさい! 0:総司君がもう一人……!? 1:直也君の正義は絶対に忘れてはならない。 2:東京タワーに向かいたかったが……。 3:総司君のコーチになる。 4:首輪を解除するため、『ガイアメモリのある世界』の人間と接触する。 5:後でタツロットから情報を聞く。 6:軍服の男(=ガドル)は絶対に倒す。海堂の仇を討つ。 【備考】 ※時間軸的にもライジングイクサに変身できますが、変身中は消費時間が倍になります。 ※『Wの世界』の人間が首輪の解除方法を知っているかもしれないと勘違いしています。 ※ザンバットソードに精神を支配されています。 ※ザンバットバットの力で、現状は対抗できていますが、時間の経過と共に変化するかもしれません。 ※海堂直也の犠牲に、深い罪悪感を覚えると同時に、海堂の強い正義感に複雑な感情を抱いています。 ※タツロットは気絶しています。 【擬態天道総司(ダークカブト)@仮面ライダーカブト】 【時間軸】第47話 カブトとの戦闘前(三島に自分の真実を聞いてはいません) 【状態】疲労(中)、ダメージ(大)、全身打撲、極度の情緒不安定気味 仮面ライダーダークカブトに1時間50分変身不可、仮面ライダーレイに2時間変身不可 【装備】ライダーベルト(ダークカブト)+ダークカブトゼクター@仮面ライダーカブト、レイキバット@劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王 【道具】支給品一式×2、ネガタロスの不明支給品×1(変身道具ではない)、デンオウベルト+ライダーパス@仮面ライダー電王、753Tシャツセット@仮面ライダーキバ 【思考・状況】 基本行動方針:全ての世界を破壊するため、最終的には全員殺す。 0:極度の錯乱状態。 1:「仮面ライダー」という存在に対して極度の混乱。 2:当面は『天道総司』になりすまし名護を利用する。 3:天道総司を殺し、『天道総司』に成り代わる。 4:特に優先的に『カブトの世界』の五人を殺害する(最終的には自分も死ぬ予定)。 5:僕はワームだった……。 【備考】 ※名簿には本名が載っていますが、彼自身は天道総司を名乗るつもりです。 ※参戦時期ではまだ自分がワームだと認識していませんが、名簿の名前を見て『自分がワームにされた人間』だったことを思い出しました。詳しい過去は覚えていません。 ※海堂直也の犠牲と、自分を救った名護の不可解な行動に対して複雑な感情を抱いています。 ※仮面ライダーという存在に対して、複雑な感情を抱いています。 アスファルトには、人間一人分の量に相当する灰燼が降り積もって居た。 最初は蒼い炎がめらめらと燃え残って居たが、それもすぐに燃え尽きてしまった。 よほど高熱だったのだろう。凄まじい勢いで、身体の全てを燃やし尽くして逝ったのだ。 命を、魂を、そして身体すらも燃やして戦った男は、確かに強かった。 この破壊のカリスマに打ち勝ったのだから、それは間違いない。 しかし、ゴ・ガドル・バは死んではいない。 この身体も、痛みはするが大きな問題は無い。 少し休めば、また問題なく戦う事が出来るだろう。 だけれども、ガドルがその心(プライド)に負った傷は、大きい。 何せ、ガドルは敗れたのだ。弱者だと侮って居た仮面ライダーに、完全敗北したのだ。 最後の瞬間だって、既にアームズドーパントの変身は解けて、後は死を待つだけだった。 強き戦士と真っ向から戦い、散る事が出来るのであれば、それも悪くはない、と。 例え一瞬であっても、ガドルはそう思ってしまったのだ。 だけれども、サイガの最後の一撃は、ガドルには届かなかった。 圧倒的な熱量を迸らせたブレードが、この首を掻き切ろうとした、その瞬間。 あと、ほんの数ミリでその攻撃は届いていたにも関わらず――サイガは、灰化した。 まず最初に、脚ががくんと崩れて灰になった。次に腕が、胴が灰になって、燃え尽きた。 白い仮面と、全身の装甲から夥しい量の灰が零れ落ちて、サイガは散ったのだ。 下らない死に方であるが、しかし、ガドルはそんな彼を笑おうとは思わなかった。 「見事だったぞ、仮面ライダー」 ガドルは彼を、真の仮面ライダーであると認めた。 というよりも、認めざるを得ない、と云った方が正しいか。 結果はどうあれ、勝利したのは自分ではなく、仮面ライダーだ。 歴戦の勇士たるガドルに打ち勝ったのは、正義の仮面ライダーなのだ。 なれば、その実力を認めない訳には行かない。情けない負け惜しみを言うつもりもない。 名も知らぬ男は、最期まで仮面ライダーとして戦い、仮面ライダーとして気高く散った。 彼は喜びはしないだろうが、彼こそが、真の戦士と名乗るに相応しいのだと、ガドルは思う。 そんな事を考えて、ガドルは眼前の灰燼の中から、燃え残ったベルトの破片と、銀のメモリを拾い上げた。 ガイアメモリは直接装着していた訳ではないからか、燃えずに灰の中に埋もれたままだった。 それの有用性を知っているガドルは、ガイアメモリをポケットに入れて、次にベルトを見る。 「……もう、使い物にならんか」 焼け付いたサイガのベルトはもう、原形を留めてはいなかった。 中央の携帯電話は、表面はどろどろに溶けて、中身も所々が焼け付いて黒や茶色に変色していた。 しかし、別に構わないだろうと思う。恐らく、彼以上にこのベルトを使いこなす男はいないだろうから。 名も知らぬ彼だけが、仮面ライダーサイガとして最高のポテンシャルを引き出す事が出来たのだと思う。 正直、彼がサイガギアを使いこなせるかどうかは、賭けだったが、今にして思えば、そう確信が持てる。 サイガギアは、彼が当初使っていたベルトや、先程戦った狼の男が使っていたベルトと似ていた。 その上で、蛇の男も、狼の男も、怪人態が似た様な姿をしていた事が、決定的な判断材料だった。 そして、弱者だと思っていた蛇の男は、揺るぎなき強さを持った仮面ライダーであったと、今は思う。 少なくとも、自分に勝利した男が、ただの弱者であるなどとは思いたく無かった。 今はもう、彼の形見となったサイガギアの残骸を、降り積もった灰燼の中へと投げ捨てる。 それは仮面ライダーを目指して戦い、仮面ライダーとして散った男の“夢のかけら”だった。 ガドルが歩き始めれば、やがて静寂になった戦場に、冷たい夕闇の風が吹き抜けてゆく。 静かな音楽を奏でるように吹き渡った風は、ベルトと首輪だけを残して、全てを運んでいった。 風の音色は、まるで声を抑えて泣くように。静かに、静かに、海堂直也を運んで、消えてゆく。 夢を描いた遠い空は、暁に染まっていた。 茜色に照らされた雲は、何処までも、何処までも、続いていて。 悲しいくらいに、空はやさしく煌めいていた。 【海堂直也@仮面ライダー555 死亡確認】 残り41人 【1日目 夕方(放送直前)】 【F-5 道路】 【ゴ・ガドル・バ@仮面ライダークウガ】 【時間軸】第45話 クウガに勝利後 【状態】疲労(中)、ダメージ(大)、怪人態に50分変身不可、アームズドーパントに2時間変身不可、悔しさ 【装備】ガイアメモリ(アームズ)@仮面ライダーW 【道具】支給品一式、ガイアメモリ(メタル)@仮面ライダーW 【思考・状況】 基本行動方針:ゲゲルを続行し、最終的にはダグバを倒す。 1:強い「仮面ライダー」及びリントに興味。 2:タツロットの言っていた紅渡、紅音也、名護啓介、キングに興味。 3:蛇の男は、真の仮面ライダー。彼のような男に勝たねばならない。 【備考】 ※変身制限がだいたい10分であると気付きました。 ※『キバの世界』の情報を、大まかに把握しました。 ※ガドルとタツロットは互いに情報交換しました。 ※タツロットはガドルの事を『自分を鍛えるために戦う男』と勘違いしています。 ※また、ガドルが殺し合いに乗っている事に気づいていません。 ※海堂直也のような男を真の仮面ライダーなのだと認識しました。 【全体の備考】 ※F-5 道路に破損したスマートバックルが放置されています。 ※F-5 道路に破損したサイガギアが放置されています。 066 暁に起つ(前編) 投下順 067 第二楽章♪次のステージへ 066 暁に起つ(前編) 時系列順 067 第二楽章♪次のステージへ 066 暁に起つ(前編) 名護啓介 079 生きるとは 066 暁に起つ(前編) 海堂直也 GAME OVER 066 暁に起つ(前編) 擬態天道 079 生きるとは 066 暁に起つ(前編) 天道総司 079 生きるとは 066 暁に起つ(前編) 乾巧 079 生きるとは 066 暁に起つ(前編) ゴ・ガドル・バ 087 防人(前篇)
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コンボ&スキル上昇値検証 免責 このページの検証はイベントPrinces of Christmas内の数値にて行なっていました 実際の試合で発揮される上昇値とは異なることがあります ただいま学校・属性コンボのみ検証中 その内表にまとめます ただいまDadsSmash中のためどなたでも編集可にしております ボスの名前・レベル・与ダメなど分かる範囲で書いていって下さい 自分のところ以外は触らないようにして下さい //を使ってHN記名していただいても構いません 2/19 アサルトマッチで検証始めました 結論(暫定) ※クリスマスのプリンスたちでの数字です! 数回検証して平均的な数字をとった結果、 学校コンボの上昇率は 3枚:約23%、4枚:約36%、5枚:約50~52%、6枚:約70%、7枚:約85~88%ぐらい、 また、(プレイヤーと同属性でない)属性コンボの上昇率は 3枚:約24%、4枚:約36~37%、5枚:約50%、6枚:約64%、7枚:約78~79% ぐらいだと推測される 個々は以下の検証に数字を出しているが、属性7枚・学校7枚一致でカードの能力は:約110%UPするとみられる。 (これはプレイヤーと違う属性の場合であり、同属性なら20~25%ほどさらに乗る可能性がある) 検証~アサルトマッチ~ 数字は最初の4回か5回(敵によって異なりますが敵ごとに揃える)、小数点2桁以下四捨五入 2/19 ★Lv5本気田仁志(HP250000) 技SR+真田単騎(正月報酬・9420/6090):627,629,629,626//2511 技SR+真田と他校技3枚(技4枚コンボ):831,834,834,830//3329(32.6%) 技SR+真田と立海バラ3枚(立海4枚コンボ):847,847,847,843//3384(34.7%) 技SR+真田と立海バラ3枚(立海4枚+海志漢コンボ):939,937,939,937//3752(49.4%、海志漢なしより10.9%)←15%の数字が足し算されている可能性 技SR+真田と立海技3枚(立海4枚・技4枚コンボ)://調べ忘れました… 技SR+真田と立海技3枚(立海4枚・技4枚+海志漢コンボ):972,972,968,972//3884(54.7%、海志漢なしより?)←15%の数字が足し算されている可能性? 技SR+真田と他校バラ3枚(GIGSコンボ):893,893,890,893//3569(42.1%)←! 技SR+真田と他校技3枚(技4枚+GIGSコンボ):925,922,925,925//3697(47.2%、技なしより3.5%) 気を取り直して ★Lv6本気田仁志(HP250000) 技SR+真田単騎(正月報酬・9420/6090):623,622,625,623//2493 技SR+真田と他校技3枚(技4枚コンボ):823,826,824,824//3297(32.3%) 技SR+真田と立海バラ3枚(立海4枚コンボ):836,836,840,838//3350(34.4%) 技SR+真田と立海バラ3枚(立海4枚+海志漢コンボ):930,928,928,928//3714(49.0%、海志漢なしより10.9%)←15%の数字が足し算されている可能性 技SR+真田と立海技3枚(立海4枚・技4枚コンボ):872,870,869,870//3481(39.6%) 技SR+真田と立海技3枚(立海4枚・技4枚+海志漢コンボ):964,964,964,961//3853(54.6%、海志漢なしより10.7%)←15%の数字が足し算されている可能性 技SR+真田と他校バラ3枚(GIGSコンボ):882,885,882,884//3533(41.7%)←! 技SR+真田と他校技3枚(技4枚+GIGSコンボ):917,916,915,916//3661(46.9%、技なしより3.6%、技4枚のみより×で9.3%、+で) GIGS単体が強い? ★Lv5銀(HP100000)(計算中) +... 技SR+真田単騎(正月報酬・9420/6090):629,630,630,630,627//3146 技SR+真田と他校技2枚(技3枚コンボ):762,760,760,761,762// 技SR+真田と他校技3枚(技4枚コンボ):834,832,830,830,830// 技SR+真田と他校技4枚(技5枚コンボ):905,906,905,906,903// 技SR+真田と他校技5枚(技6枚コンボ):987,987,990,986,987// 技SR+真田と他校技6枚(技7枚コンボ):1075,1072,1072,1075,1071// 『GIGS』 技SR+真田と属性バラGIGS(GIGSコンボ):889,890,893,889,892// 技SR+真田とGIGS技3枚(GIGS・技4枚コンボ):924,923,922,926,923,925// 『海志漢』 技SR+真田と属性バラ海志漢3枚(海志漢コンボ):938,938,935,937,936// 技SR+真田と技海志漢3枚(海志漢・技4枚コンボ):969,968,972//(銀さんが力尽きたので5/3 ちなみに 技SR+真田と他校技4枚(技5枚コンボ)+風林火山(風)★7:953,954,952,954,954// 技SR+真田と他校技6枚(技7枚コンボ)+風林火山(風)★7:1223,1222,1223,1221,1223// 技SR+真田と他校技3枚(GIGS・技4枚コンボ)+風林火山(風)★7:1046,1048,1048,1045,1046// ※2/20追記 銀Lv10(hp180k) 技SR+真田単騎(正月報酬・9420/6090):629,628,628,627//2512 この技真田と、技7枚、海志漢、GIGS、立海4~7を組み合わせてみる (海志漢には立海4がついてくるため) 技7枚コンボのみ:1073,1071,1074,1071//4289(70.7%) 技7枚コンボ+立海4枚コンボ:1130,1132,1129,1128//4519(79.9%) 技7枚コンボ+立海4枚コンボ+海志漢:1242,1243,1241,1240//4966(97.7%、海志漢なしより×で9.9%、+で17.8) 技7枚コンボ+立海4枚コンボ+GIGS::1240,1244,1244,1241//4969(97.8%、GIGSなしより×で10.0%、+で17.9%)←海志漢とGIGSはほぼ差なしと考えていいかも 技7枚コンボ+立海4枚コンボ+海志漢+GIGS::1353,1354,1354,1354//5415(115.6% それぞれ各SPなしより×で9.0%、+で17.8~17.9%) 技7枚コンボ+立海7枚コンボ:1216,1220,1220,1216//4872(93.9%) 技7枚コンボ+立海7枚コンボ+海志漢(4枚):1331,1329,1331,1328//5319(111.7%、SPなしより×で9.2%、+で17.8%) 技7枚コンボ+立海7枚コンボ+海志漢(5枚):1330,1328,1329,1332//5319 技7枚コンボ+立海7枚コンボ+海志漢(7枚):1331,1332,1328,1330//5321 SPコンボ内の枚数で変化はない模様? (一旦保存) +※4/20メモが出てきたので追記(途中) 田仁Lv59(HP160,000) 心海堂SRMAX(9980/2720)と技海堂SRMAX(9980/2720・編集者と同属性)で検証 ともに初期ガチャ産 心海堂単騎:523,525,526,525//2099 技海堂単騎:663,659,662,663//2647 (属性一致で26%↑?) (回数少ない場合は4/3掛けてます) 心海堂+心3枚コンボ:638,636,636//1910*4/3=2547 心海堂+心3枚コンボ+青学3枚コンボ:663,662,664//1989*4/3=2652 おそらく学校・属性コンボの表が作れると思います :// : 検証~クリスマスのプリンスたち~ +... ●属性一致上昇などについて SR海堂(心)攻9980守2750をもとに、海堂の1回の与ダメージ(ボールが自陣から敵陣へ1度行くのを1回とする) ★Lv6大石&菊丸サンタ(HP60000)を相手に 心海堂単騎:531 心海堂と心他校N2枚(心3枚コンボ):660(約24%UP?) ★Lv16手塚サンタ(HP12500)を相手に 心海堂単騎:526~530 心海堂と属性バラで青学N2枚(青学3枚コンボ):650(22%UP?) 心海堂と他校心N3枚(心4枚コンボ):718(35%UP?) 心海堂と属性バラで青学N4枚(青学5枚コンボ):804(50%UP?) 心海堂と属性バラで青学N4枚(青学5枚・『キャップと瓶』コンボ):802(50%Up?) ★Lv4千歳&謙也サンタ(HP40000) 心海堂と属性バラで青学N4枚(青学5枚コンボ):811 心海堂と属性バラで青学N4枚(青学5枚・『キャップと瓶』コンボ):811 防御力が変わってしまうため、なるべく同じ敵で試したかったのですが敵さんにもHPの限度があるのでこういう風になりました。 千歳&謙也はSPコンボが通ってないのかという検証です。手塚の時と同じ、数字にほぼ変わりはなし・『キャップと瓶の5人が結集!攻撃UP』の表記は確認済み ※12/20追記 ★Lv1仁王&柳生サンタ(HP80000) 技河村R(5700/3170)単騎:389,392//781 技河村Rと体不二N(『茄子』コンボ):460,458(17~18%UP?)//918 茄子は通っている模様 ※12/23追記 ★Lv23大石&菊丸サンタ(HP140000) 心[特攻]神尾単騎(6130/3410):993,994 心[特攻]神尾と他校心N3(心4枚コンボ):1358,1358(36%UP?)←心海堂の時と同じぐらい 心[特攻]神尾と不動峰心N2枚、不動峰技・体R1枚ずつ(学校5枚、心3枚コンボ):1585,1587(59%UP?) ※この時同じデッキにあった体[特攻]神尾(LvMAX、学校5枚コンボ):1532,1534(54%UP?) ※この時同じデッキにあった技[特攻]神尾(LvMAX、学校5枚コンボ):1863,1864(87%UP?) 全てスキルは発動なし、特攻があるので他カードに比べ上昇率に多少のばらつきがあるのはいいが、技の上がり方が気になる 体が強属性なので心と技は同じステ、心は属性コンボもあるのに技神尾の方が攻撃力が高い。ちなみに技と体は20%ほど違う。 検証プレイヤーの属性が技であることが原因か?プレイヤーと属性一致の表示は出ないが反映されている? また、 心[特攻]神尾と不動峰心N2枚、不動峰技・体R1枚、不動峰体N1枚(学校6枚、心3枚コンボ):1751,1751(76&UP?) ※この時同じデッキにあった体[特攻]神尾(学校6枚コンボ):1692,1695(70%UP?) ※この時同じデッキにあった技[特攻]神尾(学校6枚コンボ):2047,2046(106%UP??) さらに単騎で検証 ★Lv20仁王&柳生サンタ(HP300000) 心[特攻]神尾単騎(6130/3410):995,999 体[特攻]神尾単騎(6190/3440):1005,1007(強属性の差?) 技[特攻]神尾単騎(6130/3410):1249,1250(心比25%UP?) やはり技の属性一致がかなり上がる模様? ちなみに 心[特攻]神尾単騎(6130/3410)+クイックサーブ(心攻小UPLv2):1111,1107(11~12%UP?) 体[特攻]神尾単騎(6190/3440)+クイックサーブ(体攻小UPLv1):1116,1113(10~11%UP?) 発動は特攻→個人スキルの順 ※12/24追記 ★Lv34大石&菊丸サンタ(HP140000) 体サンタ柳生R単騎(5790/3530):301,299,298//898 心サンタ柳生R単騎(5850/3560):302,300,301(強属性) 技サンタ柳生R単騎(5790/3530):378,381,380(プレイヤー一致)(27%UP?) 体サンタ柳生Rと属性バラ立海N2枚(立海3枚コンボ):374,370,373(23%UP?) 体サンタ柳生Rと属性バラ立海N3枚(立海4枚コンボ):410,410,412(36%UP?) 体サンタ柳生Rと属性バラ立海N4枚(立海5枚コンボ):460,461,460(52%UP?) 体サンタ柳生Rと属性バラ立海N5枚(立海6枚コンボ):510,506,509(70%UP?) 体サンタ柳生Rと属性バラ立海N6枚(立海7枚コンボ):557,558,561(85~88%UP?) ※12/25 Lv35大石&菊丸サンタ(HP140000) 心SR海堂単騎(9980/2750):531,531//仮に1593 心SR海堂と他校心N2枚(心3枚コンボ):657,657,658(24%UP?)//1972 心SR海堂と他校心N3枚(心4枚コンボ):726,723,723(36%UP?)//2172 心SR海堂と他校心N4枚(心5枚コンボ):795,794,794(50%UP?)//2383 心SR海堂と他校心N5枚(心6枚コンボ):869,870、868(64%UP?)//2607 心SR海堂と他校心N6枚(心7枚コンボ):943、944,945(78%UP?)//2832 Lv30仁王&柳生サンタ(HP?) 体SR乾単騎(5860/5850):306,308,309//923 体SR乾と他校体N2枚(体3枚コンボ)381,384,384(24%UP?)//1149 体SR乾と他校体N3枚(体4枚コンボ)420,421,423(37%UP?)//1264 体SR乾と他校体N4枚(体5枚コンボ)464,461,462(50%UP?)//1387 体SR乾と他校体N5枚(体6枚コンボ)505,506,504(64%UP?)//1515 体SR乾と他校体N6枚(体7枚コンボ)551,552,549(79%UP?)//1652 体SR乾と青学体N2枚、他校体N4枚(青学3枚、体7枚コンボ)576,576,577(87%UP?)//1729 体SR乾と青学体N3枚、他校体N3枚(青学4枚、体7枚コンボ)592,588,590(92%UP?)//1770 体SR乾と青学体N4枚、他校体N2枚(青学5枚、体7枚コンボ)610,611,612(98%UP?)//1833 体SR乾と青学体N5枚、他校体N1枚(青学6枚、体7枚コンボ)627,631,631(104~105%UP?)//1889 体SR乾と青学体N6枚(青学7枚、体7枚コンボ)651,651,648(111%UP!?)//1950 Lv?仁王&柳生サンタ(HP?) 心SR海堂単騎(9980/2750):533,535,537//1605 心SR海堂と心青学N7枚(青学7枚、心7枚コンボ):1122,1121,1123(110%UP?)//3366 (ちなみに) 心SR海堂と心青学N7枚(青学7枚、心7枚コンボ)+青春ソーダ(全員):1292,1290,1292(SPコンボ無しより約15%、単騎より141%UP?)//3874 - がんばったよ ほめて 名前 コメント
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芝村 の発言 はい。 芝村 の発言 ではゲームを開始しましょうか。 芝村 の発言 フライトプラン、ください。 芝村 の発言 1分以内。 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 離陸場所はビギナーズ 着陸場所は 大分(後ほね),熊本(え~),長崎(土場),沖縄(詩歌) ヲチのいずれか 作戦目的は 敵主力の配置や位置確認 敵の陣形、戦い方 武装の確認 速度や巡航距離、敵の大本 できれば防御性能と索敵性能 あくまでも偵察。敵戦力が集結するまでに離脱 生きて帰る。優先すべきは偵察機 敵接触数分間が重要。戦闘するにしても一撃離脱 海堂機が偵察 P1 比嘉隊(2機)がデコイ。敵部隊とエンゲージする高度まで上昇 比嘉隊は比嘉機(D1)と、荒風&川流機(D2)の予定です。 芝村 の発言 足りない人員はどうするんだい? 芝村 の発言 三人で2機は動かせないぞ 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 犬士か猫士のレンタルが出来るという話でしたので、出来ればそれを。 芝村 の発言 OK 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 http //www.geocities.jp/takumahp/test/tizu.html こちらが離陸場所のビギナーズ王国の地図です。 芝村 の発言 はい 芝村 の発言 それじゃあ、準備はいいかい? 芝村 の発言 登場割をください。 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 後は、えーっと、装備とかも今決めるんでしょうか? 芝村 の発言 だれが何に乗り、なんの役割をするか、です。 芝村 の発言 装備はその後ですね。 海堂玲@飛行士P1 の発言 海堂機:飛行士:海堂 機関士:tactyさん WSO:言 成さんです 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 比嘉機 操縦員:比嘉 他:猫士 荒風&川流機 操縦員:荒風 機関:川流 WSO:犬士 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 以上です。 芝村 の発言 OK。 芝村 の発言 では武装選択です。 言 成@WSO@P1 の発言 すいません。武装選択の前に一つ質問よろしいですか? 芝村 の発言 ええ 言 成@WSO@P1 の発言 偵察ポッドの索敵範囲を教えていただけますでしょうか? 芝村 の発言 中に入れる偵察機材にもよります。 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 あ、俺も一つ質問です。フェイクトモエリバーには機銃ってありますか? 言 成@WSO@P1 の発言 機体内に搭載する偵察機材は選択が可能でしょうか? 芝村 の発言 今回は対地偵察ではないので、電子偵察用レコーダー(受けたレーダー波の波長を記録する)と、捜索レーダー装備です。 芝村 の発言 機体内には偵察機材はありません。 芝村 の発言 機銃もありません。 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 了解です。 言 成@WSO@P1 の発言 了解いたしました。 芝村 の発言 はい。 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 武装 短距離ミサイル×2個 中距離ミサイル×2個 小型燃料槽(750L)×2個 今の所こういった予定なのですが、離陸重量オーバーしてませんかね?(汗) 芝村 の発言 偵察ポッドなしなら、小型を中型に変えるといい>比嘉劉輝 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 なるほど、了解です。 言 成@WSO@P1 の発言 すみません。もうひとつよろしいですか? 電子偵察用レコーダー(受けたレーダー波の波長を記録する)と、捜索レーダー装備の場合の範囲はどれぐらいしょうか? 芝村 の発言 レコーダーは、受動です。距離は敵の性能による 芝村 の発言 捜索レーダーはルックアップ不可能で左右45度下20度、距離30km 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 武装 短距離ミサイル×2個 中距離ミサイル×2個 中型燃料槽(1500L)×1個(機体下部に装備) では、比嘉隊2機はこんな感じで。やべぇ、緊張してきた(笑) 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 って事は、高度を上げた方が有利なんですね>捜索レーダー 芝村 の発言 ま、背面飛行に入ればいいよ。 言 成@WSO@P1 の発言 なるほど、了解いたしました。 芝村 の発言 クリーンでないといかんけど 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 あ、なるほど。 tacty@機関士@P1 の発言 クリーンってなんですか? 芝村 の発言 武装がない状態>tacty tacty@機関士@P1 の発言 ありがとうございます。主砲の分とかは抜きでいいですね?>武装がない 芝村 の発言 ええ。 tacty@機関士@P1 の発言 了解です。 海堂玲@飛行士P1 の発言 武装:海堂機 フェリーパック(2000L)×2 海堂玲@飛行士P1 の発言 で、お願いします 比嘉劉輝@ながみ藩国@参謀@秘書官 の発言 ちなみに、書いてないけど偵察ポッドも付けてるんだよね?(一応)>海堂さん 海堂玲@飛行士P1 の発言 すみません。偵察ポッド付きでお願いします tacty@機関士@P1 の発言 ECMとフレアは内蔵されてるんですよね? 芝村 の発言 本体側にある>tacty tacty@機関士@P1 の発言 了解です。ありがとうございます 芝村 の発言 はい。 芝村 の発言 では、時刻をきめていきましょうか。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 昨日のチームが偵察を行ったのと同じ時間が良いのですが、行けますか? 同時に偵察して出来るだけ対応能力を低下させたいので。 芝村 の発言 いけます。 芝村 の発言 では昼で。 芝村 の発言 2分後にゲームスタートします。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 はい。(あー、どきどき) 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 はい。 言 成@WSO@P1 の発言 はい。 海堂玲@飛行士P1 の発言 よろしくお願いします tacty@機関士@P1 の発言 よろしくお願いします。 川流鐘音@D2 の発言 よろしくお願いします 比嘉劉輝@操縦員 の発言 よろしくお願いします。で、出来るだけお手柔らかに…… SD の発言 死ぬ時は死ぬ。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 ですよねー……(遠い目) SD の発言 /*/ SD の発言 ビギナーズ藩国は、この日。雪がぱらつくくらいだ。 SD の発言 このあたりになると、雪はもう、冬でもないと本格的にはふらないらしい。 SD の発言 雲度8 比嘉劉輝@操縦員 の発言 晴れと曇りの間くらいですかね…… SD の発言 天の10のうち8は、雲だ。 SD の発言 僅かな雲の隙間から、太陽が照っている SD の発言 そろそろ、時間だ。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「南国人の身には堪えますね……(黄色いジャンパーを羽織って腕を組んでいる14歳の少年)」 tacty@機関士@P1 の発言 「はー,広島から帰ってきたと思ったら…」 言 成@WSO@P1 の発言 「ふぅ・・・そろそろですか・・・」 tacty@機関士@P1 の発言 「まだ誰にも挨拶してないよ。国許なのにー」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「雪は珍しいです(砂は見慣れてますが)」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「(しっぽがふりふりできないので、耳をぴくぴくさせてる)」 SD の発言 機体は滑走路上に運ばれていく。 言 成@WSO@P1 の発言 「うちより少ないですね・・・雪」 SD の発言 機体の数は3機。 SD の発言 2機が先発、3機目の偵察機が遅れる。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「それじゃあ行きましょうか。ま、生きて帰ればそれで良いでしょう。(内心ドキドキ)」 SD の発言 コクピットの中に乗り込むには 難易度1 >全員 海堂玲@飛行士P1 の発言 「了解です。今日はよろしくお願いします」 言 成@WSO@P1 の発言 「はい。生きて帰りましょう。」 SD の発言 時間。1分。 登録と提出を同時に行う。(登録だけで提出と見なす) 比嘉劉輝@操縦員 の発言 はい、成功要素登録申請【小柄】 SD の発言 比嘉劉輝>OK 言 成@WSO@P1 の発言 はい、成功要素登録申請【機体の設計に対する理解】 tacty@機関士@P1 の発言 成功要素「ワ=シの知識」 比嘉劉輝@操縦員 の発言 一応提出理由は「狭い場所でも動きやすい」です。って遅かった(笑) 海堂玲@飛行士P1 の発言 成功要素:【細身の体】 海堂玲@飛行士P1 の発言 狭いところでも楽に動けます 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 【学習能力】:学生。:前の人たちの記録を見てるので乗り方をしってる。 言 成@WSO@P1 の発言 「3機も並ぶと爽快な眺めですね」 tacty@機関士@P1 の発言 「コクピットの乗り方は,と…予習はカンペキ」 SD の発言 海堂、tacty、言 成、ヒオ、成功。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「さて……それじゃあお願いしますね、白い航空機。戦場の王様」 SD の発言 20 川流鐘音@D2 の発言 成功要素:【やせぎすな体】狭いところでも不自由なく操作ができます。 SD の発言 鐘音、OK SD の発言 機体に乗り込んだ。 tacty@機関士@P1 の発言 「うし,シートベルト…,ハーネス…」 言 成@WSO@P1 の発言 「さて、まずはシートベルトとハーネス装着と・・・」 SD の発言 電源車が接続される。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「ハーネスとベルトで身体を固定、対Gスーツにホース接続」 tacty@機関士@P1 の発言 「ホース接続OK」 言 成@WSO@P1 の発言 「あとはホースを耐Gスーツに接続して・・・」 SD の発言 体が押される感じ。ホースはつながった。 川流鐘音@D2 の発言 「ベルトとハーネス装着」 tacty@機関士@P1 の発言 「ヘルメット装着,データリンク確認」 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「ヘルメット着用、HUD起動、あとは酸素供給用ホース繋いで(がさごそ)」 SD の発言 オペレータの声が聞こえてくる。 言 成@WSO@P1 の発言 「ヘルメット装着ですね」 SD の発言 酸素が流れ始めた。 tacty@機関士@P1 の発言 「計器に異常ない?」 川流鐘音@D2 の発言 「ヘルメット装着」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「隊長ー。よろしく!鐘音さんも」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「シートベルトにハーネス、対Gスーツにホースを繋げる」 川流鐘音@D2 の発言 「こちらこそ、よろしく」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「ベルトとハーネス装着!」 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「はい、頑張りましょう。ハッチ閉鎖します」 tacty@機関士@P1 の発言 「オペレータさんよろしくお願いしますっ」 言 成@WSO@P1 の発言 「こちらも酸素供給用ホースを繋ぎましょうか。」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「対Gスーツにホースを繋げ、よし」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「ヘルメット装着、計器類のチェック」 SD の発言 オペレータ:「了解しました。離陸を許可します」 言 成@WSO@P1 の発言 「計器は正常でしょうかね」 川流鐘音@D2 の発言 「HUD確認」 tacty@機関士@P1 の発言 「了解,ハッチ閉じ」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「ハッチを閉じてください」 言 成@WSO@P1 の発言 「チョークを払ってください」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「ハッチ閉じー」 tacty@機関士@P1 の発言 「全員,ハッチ閉じた?」 SD の発言 P1のチョーク。払われました。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「オペレーター、作戦番号は?」 SD の発言 P1ハッチ閉じられた tacty@機関士@P1 の発言 「エンジンスタート」 言 成@WSO@P1 の発言 「ハッチ閉じました」 SD の発言 オペレータ:「201です」 川流鐘音@D2 の発言 「ハッチ閉じました」 SD の発言 D2、ハッチ閉じた。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「了解。(201とインプット)」 tacty@機関士@P1 の発言 「あ,遅れてとぶんだった。いったんやり直します」 海堂玲@飛行士P1 の発言 ちょっと待って、電源車は遠くへ行った? 言 成@WSO@P1 の発言 「了解。」 SD の発言 鐘音が異変に気付くには… 難易度1 いや、tacty気付いた。 川流鐘音@D2 の発言 「チョーク払います」 SD の発言 もう少しで尻から追突されるところだった。 比嘉劉輝@操縦員 の発言 「ハッチ閉鎖、チョーク払え。……これで準備完了かな?」 SD の発言 D2、チョーク払った。 tacty@機関士@P1 の発言 「ふー…」 言 成@WSO@P1 の発言 「さて、ちょっと待機です。みなさん」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「こっちもおなじでいいですか?オペレータ、作戦」 SD の発言 D1、ハッチ閉鎖した。 チョーク払った。 tacty@機関士@P1 の発言 「危ない,焦らないでいきましょー」 SD の発言 オペレータ:「はい」>ヒオ 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「了解。(201とインプット)」 SD の発言 オペレータ:「P1のみ、作戦番号2012でお願いします」 tacty@機関士@P1 の発言 「オペレータ,P1のエンジン始動タイミング教えてください」 言 成@WSO@P1 の発言 「了解いたしました。2012。」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「こちらもオペレーター、作戦番号なんでしょうか?」 SD の発言 オペレーター:「了解しました。前機が離陸するまでお待ちください」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「それでは、離陸準備開始。(と言っても機関士は猫士なのでエンジン始動はやる事がない)」 SD の発言 オペレーター:「ですから。2012です」>海堂さん SD の発言 犬士はわんわんわんとエンジンをかけた。 tacty@機関士@P1 の発言 「今のうちに異常がないか,点検…と」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「すみませんでした。2012を入力」 SD の発言 機体が先に進み始める。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「こちらも、離陸準備開始。」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「(速度を見ながら状態を確認中)」 言 成@WSO@P1 の発言 「(計器の位置などを確認中)」 SD の発言 D2の機関士は昼寝しているようだ。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「鐘音さん、よろしく」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 ちょ、犬士(笑) 川流鐘音@D2 の発言 「エンジン始動」 SD の発言 D2のエンジンも始動した。回転数は?>D2 川流鐘音@D2 の発言 「タキシング3500回転から回転をあげます」 SD の発言 D1はするすると速度を上げていく。時速500km 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 18000まであげかな 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「はい、速度順調。犬士さん、頑張ってください(方向を見ながら)」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 では、機首を上げます 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 ゆっくりと、離陸。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 鐘音さんいわないとあがんないよー SD の発言 機体があがった。 SD の発言 D2はまだあがらない。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 で、高度をとりあえず3000まで上昇させていきます。 川流鐘音@D2 の発言 「回転数18000まで上げます」 tacty@機関士@P1 の発言 「オペレータ,そろそろOKですか?」 SD の発言 オペレータ:「はい」>P1 SD の発言 D2はオーバーランしそうだ 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「ういたら機首を上げます」 tacty@機関士@P1 の発言 「ではエンジン始動,チョーク払え」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「順調ですね。3000まで行ったら燃料タンクの切り替えを」 SD の発言 チョーク払った。電源車はなれた。 SD の発言 D2、浮いた。 tacty@機関士@P1 の発言 「燃料コック回して…」 言 成@WSO@P1 の発言 「計器異常なし」 tacty@機関士@P1 の発言 「回転数3500」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「高度3000までじょうしょう」 tacty@機関士@P1 の発言 「エンジン出力異常ないね」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 (やばい、犬士が優秀過ぎてやることがない(笑)) SD の発言 ゆっくりとP1が動き始めた。 SD の発言 高度3000になった。>ヒオ 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「D1の後ろにつきます」 SD の発言 編隊を組むためには難易度2だ。 >D1、D2 tacty@機関士@P1 の発言 3500になったら,なったら18000まで上げていきます 海堂玲@飛行士P1 の発言 「機体が浮いたら、機首を上げます」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 成功要素登録申請【分かりやすい指示】 SD の発言 tactyはエンジンを離陸推力にあげた。 tacty@機関士@P1 の発言 「全員耐ショック,舌かむなー,あぶっ」 tacty@機関士@P1 の発言 「速度確認」 SD の発言 海堂、操縦桿を引いた。機体は前の機体とあまり変わらないくらい重い。がまんしながら、浮いた。 SD の発言 P1は速度が遅い。 SD の発言 比嘉劉輝>OK 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 【追跡能力】;犬妖精ついてきます。【学習能力】:機体運転をみてきました。<隊長の 言 成@WSO@P1 の発言 「越前とデ―タリンク開始」 tacty@機関士@P1 の発言 「機体が重いのか…」 SD の発言 翼が重い。川の字で重量物をつけている。3tのものを2個も装備してるからね>P1 言 成@WSO@P1 の発言 「計器に異常は・・・」 SD の発言 ない>言 成 tacty@機関士@P1 の発言 3分の時間を見て回転数12000まで落とします。 SD の発言 ヒオ 追跡のみ通った。 SD の発言 P1回転数落とした。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 行動宣言:編隊を組む 前提変換 優秀な犬士 名パイロットアイドレス着用 成功要素提出 【小柄】機内で動きやすい 【分かりやすい指示】仲間や犬士と連携 一時 【肉眼で確認】 【速度を安定させる】 言 成@WSO@P1 の発言 「D1・D2こちらとリンクよろしく」 SD の発言 ヒオの成功要素は1個たりない。 海堂玲@飛行士P1 の発言 「現在の高度と速度を教えてください」 tacty@機関士@P1 の発言 「高度確認」 SD の発言 分かりやすい指示のみとおった。 SD の発言 比嘉劉輝、1個足りない。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 げふぅ。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 中間だとどうなりますか? SD の発言 距離が離れた、少々ださい編隊になる。 SD の発言 5 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 1d6で行きます。 tacty@機関士@P1 の発言 回転数13000まで上げます。 SD の発言 4 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 1d6で SD の発言 どうぞ>比嘉劉輝 失敗は空中激突だ。 tacty@機関士@P1 の発言 「あんまり遅いようならリヒート使って追いつかないと」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 む。 SD の発言 1d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] SD 1d6 - 2 = 2 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 ちょ、マジで(汗) SD の発言 さ。やれ。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 1d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] 荒風ヒオ@操縦士@D2 1d6 - 2 = 2 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 あー、これやばいな。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 1d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] 比嘉劉輝@操縦員@D1 1d6 - 2 = 2 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 このダイス壊れてませんかね? SD の発言 ぶははは。 SD の発言 1d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] SD 1d6 - 2 = 2 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 ちょ(笑) SD の発言 あ。確かに壊れてるかも。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 W SD の発言 3d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] SD 3d6 - 3 + 3 + 3 = 9 SD の発言 2d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] SD 2d6 - 3 + 4 = 7 SD の発言 1d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] SD 1d6 - 2 = 2 tacty@機関士@P1 の発言 ちょ SD の発言 1d6で2しか出ない! 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 2(笑) 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 だめじゃんW 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 あー、やべぇ、神が降りてる SD の発言 1d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] SD 1d6 - 6 = 6 言 成@WSO@P1 の発言 おぉ・・・ 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 ああ、よかったよかった。正常ですね(笑) tacty@機関士@P1 の発言 なんだ,ただの1/256か,っておいー 川流鐘音@D2 の発言 1d6 SD のアドイン "mihaDice" の発言 [mihaDice] 川流鐘音@D2 1d6 - 5 = 5 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 鐘音さん、かいてんすうおとしたかな? 海堂玲@飛行士P1 の発言 でも凄い確立(2ばっかり) 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 あー、不覚にも爆笑してしまった。 tacty@機関士@P1 の発言 0.4%ですねー SD の発言 そうねえ。で、D1,D2は空中激突した。 川流鐘音@D2 の発言 「回転数14000まで落とします」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 ええー!? 言 成@WSO@P1 の発言 P1から編隊を戻すように指示できますか? SD の発言 言 成があぶないと言った時には、時既に遅し。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 中間判定だともっさりした編隊じゃないんですか? 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 ふむ SD の発言 (笑) もっさりというには危険すぎるな。 SD の発言 衝撃で尾翼があたった。慌てて離れた。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「うわ、ちょ、うわ!」 SD の発言 結局200mは距離をとることになる。 言 成@WSO@P1 の発言 「あぶない!」 川流鐘音@D2 の発言 「ふううう」 SD の発言 まあ、それでも、現状の腕では仕方ないだろう。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「ごめんなさーい隊長^^;」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「航空機怖い航空機怖いそしてダイス怖い……(そろーっと操縦)」 tacty@機関士@P1 の発言 「回転数13000,エンジン異常なし?」 川流鐘音@D2 の発言 「回転数13000」 SD の発言 エンジンは大丈夫だ。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 ねんりょうもかくにんしてねー tacty@機関士@P1 の発言 「燃料確認」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「高度、速度の確認をしてください」 言 成@WSO@P1 の発言 「D1・D2計器に異常は?」 SD の発言 計器異常はなさそうだ。 川流鐘音@D2 の発言 「計器確認」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「とりあえず、敵迎撃機が現れる高度まで上昇しますか。 犬士さん、燃料は予備タンクに切り替えてますよね(一応確認)」 SD の発言 犬士は既に切り替えている。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「200mはなれてついてきます!」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「現在の方角はどうなってますか?」 言 成@WSO@P1 の発言 「その前に越前さんところとデータリンクして戦闘空域を教えてもらいましょう」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「(優秀だなあ……)さて、それじゃあ各機、準備はOKですね。」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 やってなければ鐘音さんもよろしく。<燃料は予備タンクに切り替え SD の発言 南西だ>海堂 tacty@機関士@P1 の発言 「予備タンクに切り替えます」 SD の発言 切り替えました>tacty 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 なるほど。じゃあ越前とデータリンクしてもらいます。 川流鐘音@D2 の発言 「予備タンクに切替」 SD の発言 切り替えました>D2 tacty@機関士@P1 の発言 燃料の残量を確認 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「こちらも越前とデータリンク」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「比嘉機、ヒオ機との距離はどうなってますか?」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「とりあえず、敵主力が居そうな方向に旋回。多分FVBとか越前上空だとは思いますが、そこで誘い出しましょうか」 SD の発言 越前藩国OP:「リンクを確認した。今日は忙しいな。後1機は?」 川流鐘音@D2 の発言 「予備タンクに切替ます」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「ヒオ機は僕の200m程後ろを飛んでます」>海堂機 tacty@機関士@P1 の発言 えーと,P1でしたらだいぶ前に宣言してますが・・・>データリンク 言 成@WSO@P1 の発言 「遅れてますが時期にくるかと思います。あと一機」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 風野さんの機体か。 海堂玲@飛行士P1 の発言 「了解です。<比嘉機」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「それで、敵の主力はどこに居そうですかね。(単刀直入)」>越前OP tacty@機関士@P1 の発言 (なるほど,しつれいしました>風野機) SD の発言 越前OP:「それが分かるなら苦労しない。なんのための偵察だ?」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「ははは、了解。それじゃあ上昇します」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「隊長について上昇」 SD の発言 上昇角度は? 言 成@WSO@P1 の発言 「そちらに敵の攻撃が来るかもしれませんのでお気をつけて。越前さん」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 えーっと、普通はどのくらいで上昇するんでしょうか。出来るだけ高度稼ぎたいのでやや急目に。 SD の発言 越前OP:「了解した。P1あんたの無事は祈ってる」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「雲の高さはどのくらいでしょうか・」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「高度確認、12000までいくようだったらリヒートよろしく」 SD の発言 角度60度だね>比嘉劉輝 言 成@WSO@P1 の発言 「ありがとうございます。」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 じゃあ、65度くらいで。やや急上昇。 SD の発言 雲の高さは不明だが、3000でも雲の中だ>海堂 川流鐘音@D2 の発言 「D1 現在の速度と回転数をください」 SD の発言 エンジン出力が10000では足りない。>比嘉劉輝 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「犬士さん、回転数上昇お願いします。14000」 SD の発言 エンジン回転数はミリタリーになった14000回転だ。 海堂玲@飛行士P1 の発言 「雲のうえ、ぎりぎりを飛行します」 SD の発言 速度は音速を超えずに上昇を行い続ける。燃料が食われ続ける。 SD の発言 P1は6000mで雲から出た。 tacty@機関士@P1 の発言 「機体重いなぁ,背面飛行できるかな」 SD の発言 むずかしいだろうね>背面 SD の発言 D1は高度10000m越えた tacty@機関士@P1 の発言 燃料ある程度つかっても? SD の発言 あわせて6000kgだ>tactyまだまだ、だね。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「(少し考えて)犬士さん、そろそろ敵が来ると思いますので、その時は燃料切り替えお願いします」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「回転数上昇お願いします。14000で、追います<隊長」 川流鐘音@D2 の発言 「回転数14000へ変更します」 SD の発言 D1,12000 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「というか、燃料足りてるのかな?」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「比嘉機との距離を確認します。」 SD の発言 D2とD1の距離、2000m 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 げ 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 うは、はなれた。 SD の発言 P1とは6kmくらい離れている。 tacty@機関士@P1 の発言 「リヒートオン」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「回転数落としてください。思いっきり吹っ切っちゃってる」 SD の発言 P1はリヒートをON.だが速度は中々でない。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「いやー、失敗失敗。(機体を取り合えず水平にして、旋回開始)」 SD の発言 D1は16000m 海堂玲@飛行士P1 の発言 「比嘉機と同じ高度まで上がります」 SD の発言 D1は機体回転速度を落とした。 tacty@機関士@P1 の発言 速度が出ない原因は重いから? SD の発言 ええ>P1 遅い 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「あーっと車輪いれましたっけ?」 SD の発言 車輪はいれている。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 OK 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 仲間との距離を縮めるためにちょっとウロウロしておきます。 「ってくそう、手間取ってるなあ(どきどき)」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「勘違いでした。」 SD の発言 D2はようやくおいついて。 SD の発言 並んだ。 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「こんどこそ!」 tacty@機関士@P1 の発言 「回転数14000に上げます」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「偵察機が全然追いつけてない、D2、回転数下げてください」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 指示して<回転数 川流鐘音@D2 の発言 「回転数10000へ変更します」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 ナイス!鐘音さん SD の発言 リヒートがあるからP1は高度16000まであがった。 tacty@機関士@P1 の発言 比嘉隊との速度差だせますか? 海堂玲@飛行士P1 の発言 「比嘉機と同じ高度で水平飛行へチェンジします」 SD の発言 ええ。水平飛行に移った。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「さて、それじゃあボチボチ上昇再開。犬士さん、お願いしまーす!(拳を握り締めて)」 tacty@機関士@P1 の発言 「燃料残量確認」 SD の発言 燃料はたっぷり>P1 SD の発言 P1は14000回転で同じくらいの速度になる。 言 成@WSO@P1 の発言 「D1・D2と多少距離をおきましょう」 荒風ヒオ@操縦士@D2 の発言 「ついてきますよーどこまでも!」 tacty@機関士@P1 の発言 リヒートありで?>同じくらい SD の発言 いえ。上昇が終わった水平状態で>tacty 川流鐘音@D2 の発言 「燃料の残量を確認」 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 「とりあえず更に上昇して、敵を誘い出します。P1は遅れ始めたら言って下さいね」 海堂玲@飛行士P1 の発言 「比嘉機との距離は6キロのままでしょうか?」 tacty@機関士@P1 の発言 「リヒートオフ」 SD の発言 いえ。300m未満>海堂 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 というわけで、再び上昇開始。燃料の残りが怖いので10000で(がたがた) tacty@機関士@P1 の発言 「近すぎるな」 SD の発言 10000では高度20000mまでしかあがらないねえ。 SD の発言 そのうち、アップアップいいはじめて。機体が沈む。 比嘉劉輝@操縦員@D1 の発言 ああ、結局燃料バカ食いのアフターバーナーを使う事になるんですね、了解。 海堂玲@飛行士P1 の発言 「高度はこのままで、いきます」 SD の発言 16000で旋回に入った。海堂
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通常シナリオ1-12**通常シナリオ(1~12) [絶賛作成中] 1つのシナリオは4つのチャプターから成ります。 シナリオの4チャプター目を終えるとボスが出てきて、倒すと晴れてシナリオクリアとなります。 ※入手カードは特記ない限りNカード・青学Nは複数あるのでコスト付き(例:リョーマ(1)) チュートリアル 1.謎の少年 体力 -1 経験値 +1 強化P +1~5 チャプター歩数 ? シナリオ 内容 入手カード レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 1-1 電車の中でラケットを振り回す高校生 海堂(3) 桃城(4) リョーマ(1) 1-2 佐々部「お前ら自分のグリップの握りも知らねぇのかよ!」 リョーマ(1) 海堂(3) 大石(4) 1-3 ???「ねえ、うるさいんだけど」 手塚(6) リョーマ(1) 菊丸(3) 1-4 佐々部「まいったぜ!ガキに注意されちゃっ…」 大石(4) 手塚(6) 不二(6) ボス:佐々部 シナリオクリア報酬:経験値14(リーダー+7) 2000強化P スポドリハーフ シナリオコンプ報酬:榊太郎(N) 2.越前リョーマ 体力 -2 経験値 +2 強化P +6~10 チャプター歩数 ? シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 2-1 試合会場でリョーマの姿を探す桜乃 海堂(3) 桃城(4) リョーマ(1) 2-2 リョーマは棄権になってしまっていた… リョーマ(1) 海堂(3) 大石(4) 2-3 先程の高校生が現れた!リョーマ「アンタにテニスを教えてやるよ!」 手塚(6) リョーマ(1) 菊丸(3) 2-4 リョーマの「ツイストサーブ」!! 大石(4) 手塚(6) 不二(6) ボス:佐々部 シナリオクリア報酬:経験値26(リーダー+9) 2000強化P スポドリハーフ シナリオコンプ報酬:おじいのラケット(体N) 3.クセモノ アラワル 体力 -3 経験値 +3 強化P +11~20 チャプター歩数 ? シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 3-1 テニス歴2年、堀尾が挑戦! 不二(6) 大石(4) 菊丸(3) 3-2 『一球ごとに500円!?』先輩にだまされた! 菊丸(3) 不二(6) 乾(2) 3-3 リョーマ「どうせ石が入ってるんだろ!?」連続で缶を倒せ! 乾(2) 菊丸(3) 河村(5) 3-4 テニス部2年レギュラー、桃城が乱入してきた! 河村(5) 乾(2) 桃城(4) ボス:桃城 シナリオクリア報酬:経験値30(リーダー+11) 2000強化P スポドリハーフ シナリオコンプ報酬:5000強化P 4.埃まみれのラケット 体力 -4 経験値 +4 強化P +21~30 チャプター歩数 10 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 4-1 仮入部員練習メニュー「ランニング」!! 桃城(4) 河村(5) 海堂(3) 4-2 仮入部員練習メニュー 「素振り500回」!! 桃城(4) 河村(5) リョーマ(1) 4-3 2年生にラケットをすり替えられた… 海堂(3) 不二(6) 手塚(6) 4-4 ボロボロのラケットを持つリョーマ「いーよ やろうか」 リョーマ(1) 桃城(4) 大石(4) ボス:? シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:渡邉オサム(N) 5.校内ランキング戦開始! 体力 -5 経験値 +5 強化P +31~40 チャプター歩数 11 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 5-1 リョーマVS「マムシ」海堂薫! 手塚(6) リョーマ(1) 不二(6) 5-2 異常なスピンのかかったショット「スネイク」 大石(4) 手塚(6) 菊丸(3) 5-3 リョーマが海堂のスネイクを返す! 不二(6) 大石(4) 乾(2) 5-4 左右のスネイクでリョーマの体力が奪われていく! 菊丸(3) 不二(6) 河村(5) ボス:海堂 シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:乾ノート(技N) 6.マムシの罠 体力 -6 経験値 +6 強化P +41~50 チャプター歩数 ? シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 6-1 リョーマがしつこくライン際にボールを打つ! 乾(2) 菊丸(3) 桃城(4) 6-2 なぜか、海堂の反応が遅れている…?! 河村(5) 乾(2) 海堂(3) 6-3 海堂「ワナにハマっていたのは、俺の方だったのか…!!」 乾(2) 河村(5) リョーマ(1) 6-4 リョーマが、「スネイク」を打つ!! 河村(5) 乾(2) 手塚(6) ボス:海堂 シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:5000強化P 7.3年の貫禄! 体力 -6 経験値 +6 強化P +51~60 チャプター歩数 ? シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 7-1 高身長の乾の高速サーブ! 桃城(4) 海堂(3) 大石(4) 7-2 リョーマのボールを、乾がことごとく返す! 海堂(3) 桃城(4) 不二(6) 7-3 乾「左(クロス)の確率、75%」 リョーマ(1) 桃城(4) 菊丸(3) 7-4 リョーマ、わざとフォルトを打つ! 手塚(6) 菊丸(3) 乾(2) ボス:乾 シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:竜崎スミレ(N) 8.スプリットステップ 体力 -7 経験値 +7 強化P +61~70 チャプター歩数 ? シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 8-1 リョーマの宣言通りのボールに、乾が追いつけない! 大石(4) 手塚(6) 河村(5) 8-2 リョーマの速さの秘密…「スプリットステップ」 不二(6) 大石(4) 桃城(4) 8-3 リョーマ「『予測しても返せない球』あるよ?」 菊丸(3) 不二(6) 海堂(3) 8-4 リョーマのツイストサーブ! 菊丸(3) 手塚(6) リョーマ(1) ボス:乾 シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:おじいのラケット(心N) 9.その男、越前南次郎 体力 -7 経験値 +7 強化P +71~80 チャプター歩数 ? シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 9-1 本当に「越前南次郎」!?テニス勝負で確かめる! 乾(2) 大石(4) 手塚(6) 9-2 男は「ハンデ」と言い、両目を閉じてボールを返してくる!! 河村(5) 不二(6) 大石(4) 9-3 「オレはリョーマとテニスをするのが、楽しくて仕方がないのさ」 桃城(4) 河村(5) 不二(6) 9-4 井上「天衣無縫の強さ…サムライ南次郎、間違いない!」 海堂(3) 乾(2) 菊丸(3) ボス:南次郎 シナリオクリア報酬:スポーツドリンク(ハーフ)、強化P4000、経験値54 シナリオコンプ報酬:強化P5000 10.負けず嫌いな奴ら 体力 -7 経験値 +7 強化P +71~80 チャプター歩数 16 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 10-1 テニスクラブで軽く打ち込み! リョーマ(1) 海堂(3) 乾(2) 10-2 理不尽な客とトラブル発生!? 手塚(6) 桃城(4) 河村(5) 10-3 リョーマ「オッサン、テニス教えてくんない?」 大石(4) リョーマ(1) 桃城(4) 10-4 コートで横暴なふるまいをする佐々部(父)を懲らしめろ! 不二(6) 菊丸(3) 海堂(3) ボス:佐々部父? シナリオクリア報酬:スポーツドリンク(ハーフ) 強化P4000 経験値58 シナリオコンプ報酬:榊太郎(N) 11.ストリート・テニス 体力 -8 経験値 +8 強化P +71~80 チャプター歩数 17 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 11-1 即席のダブルスで高校生を倒せ! 布川(6) 桃城(4) 泉(2) 11-2 サーブだけで圧勝!次の相手は… 菊丸(3) 布川(6) 桃城(4) 11-3 地区予選の相手、玉林中のダブルスを倒せ!! 菊丸(3) リョーマ(1) 菊丸(3) 11-4 桃城とリョーマの息が全く合わない! リョーマ(1) 桃城(4) 乾(2) ボス:? シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:乾ノート(体N) 12.男はダブルス! 体力 - 経験値 + 強化P +~ チャプター歩数 18 シナリオ 内容 入手カード(コスト) レアピース 心 技 体 プリンス・リョーマ 12-1 玉林のダブルポーチで前に出られない! 乾(2) 桃城(4) 河村(5) 12-2 桃・リョーマの「阿吽(あうん)戦法」で声をかけ合う!! 泉(2) リョーマ(1) 布川(6) 12-3 陣形を崩されリードされる…… 布川(6) 桃城(4) 泉(2) 12-4 コートの真ん中に線を引いて、シングルス状態で勝負! リョーマ(1) 布川(6) 桃城(4) ボス: シナリオクリア報酬: シナリオコンプ報酬:5000強化P 編者のデータでも埋めていきますが、出現カードの情報をお持ちでしたらコメントから教えてください 初期シナリオの報酬・ボスなどご存知でしたら教えていただけると助かります また、この欄がある方がいいなどのご意見もお待ちしております +... シナリオ10負けず嫌いな奴らの報酬も榊太郎でした。(すいませんレア度は覚えていません)体属性ですがシナリオ1の報酬も榊だったので貰えるのは必ずしも同属性ではないようです。 -- 名無しさん (2012-10-29 22 05 20) ありがとうございます。分かる範囲で更新しました。属性に関する情報もありがとうございます。 -- 管理 (2012-10-29 22 21 52) シナリオ2は【体】おじいのラケット(N)でした。私も体なので自属性なのかどうかはわかりません -- 名無しさん (2012-11-13 14 59 03) ありがとうございます、反映しました。 -- 管理 (2012-11-13 19 14 02) 8がおじいのラケット(N)の心、9が5000強化Pでした。体属性なのでこのオジイのラケットは自属性とは限らないようです。 -- 名無しさん (2012-11-14 12 50 49) ありがとうございます、反映しました。強化P…そういうのもあるのか -- 管理 (2012-11-14 20 28 45) シナリオ2は技でも体ラケットが出たので体確定です -- 管理 (2012-11-15 00 53 32) 3-1(心)不二6(技)大石4(体)菊丸3◆3-2(心)菊丸3(技)不二6(体)乾2◆3-3(心)乾2(技)菊丸3(体)河村5◆(心)河村5(技)乾2(体)桃城4◆名前の後の数字はコストです -- 名無しさん (2012-11-15 15 11 44) たくさんありがとうございます!助かります。もしシナリオコンプリート報酬も覚えておいででしたら教えていただけると嬉しいです。 -- 管理 (2012-11-15 23 54 55) 「シナリオ報酬」ページを統合しましたのでいただいたコメントを引越ししました -- 管理 (2012-11-15 23 56 06) 3のコンプ報酬は5000強化Pでした。あと初期のボス報酬(シナリオクリア報酬?)はプレゼントBOXの受け取り履歴からすると、この辺はほとんどスポーツドリンク(ハーフ)かと…絶対ではないですが -- 名無しさん (2012-11-16 22 12 14) ありがとうございます、反映しました。そうですねほぼスポドリ(ハーフ)でしょうね…ただ自分も受け取ってしまいましたので絶対ではなくて -- 管理 (2012-11-19 00 19 05) シナリオ4コンプ報酬:渡邊オサム(N) シナリオ5コンプ報酬:乾ノート(N) です -- 名無しさん (2012-11-19 03 54 18) ありがとうございます、反映しました。 -- 管理 (2012-11-19 19 35 23) シナリオ5コンプ報酬は5000強化ポイントです -- 名無しさん (2012-11-20 00 56 47) ありがとうございます、反映しました。シナリオ5のコンプ報酬については2つの情報があるためとりあえず両方載せています -- 管理 (2012-11-20 19 35 24) すみません『シナリオ5コンプ報酬は5000強化ポイント』はシナリオ6のミスです。 -- 名無しさん (2012-11-21 03 48 09) シナリオ7コンプ報酬:竜崎スミレ(N) シナリオ8コンプ報酬:おじいのラケット(心N) -- 名無しさん (2012-11-21 03 52 33) ありがとうございます、反映しました。 -- 管理 (2012-11-23 20 00 12) 名前 コメント
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暁に起つ(前編) ◆MiRaiTlHUI 夕方ともなれば、参加者を照らす太陽も、暁となって徐々に沈んで行く。 天道総司と名乗った青年は、何処か虚ろな瞳で、沈みゆく太陽をぼんやりと眺めていた。 海堂直也は別段何か下らない事を言う訳でもなく、黙々と歩を進めるだけだった。 ここには車もなければ、人もいない。空っぽの街を染める夕焼けには、何処か寂しさを覚えるものだ。 暁の不気味な寂しさと、妙な空気のざわつきが、名護啓介の心を焦らす。気は緩められない。ここは戦場なのだ。 落ち着かない気持ちを宥めて、何ともない風を装って、名護は先陣を切って歩く。 F-4から東京タワーへ向かうには、直線ルートでは不可能だ。例え迂回する事になっても、F-5を通らねばならない。 人を率いる者として、自分が三人の代表となって先頭を歩くのは当然だと思うし、その行動自体に間違いは無かったと思う。 例え何かがあったとしても、例えば、敵に襲われたとしても、自分が先陣を切って三人で共闘すれば、負けはないと思う。 だけれども、名護の胸の奥で芽生えた、焦慮にも似た危機感は、そんな理屈で押し殺せるものではなかった。 筆舌に尽くし難い、異様な圧迫感を肌で感じたのは、調度名護の眼前に一人の男が現れてからだ。 「君は」 名護は脚を止め、前方に現れた軍服の男に一言、そう問うた。 この質問に意味など無いと言う事に、既に本能で気付いていたのかも知れない。 男の表情を見たその瞬間から、名護の胸中の警報はけたたましい程に鳴り響いていたのだから。 だけれども、それが何故か、と問われても、上手な言葉で答える事など出来よう筈もない。 超常の力などは一切持たぬ名護ですら感じ取れる程に、眼前の男が放つ気配は異様だった。 下手に奴の間合いに踏み込めば、その殺気で以て縊り殺されるのだろうという確信が湧き上がる。 戦うのであれば、一瞬たりとも気は抜けない。でなければ、自分達はこの戦いで生き残る事など出来やしないだろう。 それは警戒心か、はたまた恐怖心か。何にせよ、それは圧倒的な危機感となって、名護にそんな確信を与えた。 夕暮れの空を厚い雲が覆って、名護ら三人と、眼前の男、この場の全員に暗い影が落ちる。 表情さえ窺い知る事が難しくなった仄暗い闇の中で、海堂が緊迫に満ちた声を発した。 「おいおっさん、あいつぁ、やべえぞ」 「おっさんと呼ぶのはやめなさい……不愉快だ」 「バッキャロー! んな事言ってる場合じゃねえんだよ!」 先程までの余裕などはかなぐり捨てて、海堂が上ずった声で叫んだ。 名護とて馬鹿ではない。海堂に言われずとも、目の前の男の気迫には気付いている。 それが、殺し合いを否定するまともな男が発する筈のない、「殺気」の類である事にも、だ。 名護らの不安と恐怖を煽る様に強風が吹いて、厚い雲は風に流され、再び日の光に照らされる。 夕焼けに照らされた男の顔は、無表情に、しかし、その瞳は獣の様にギラついていた。 懐から取り出した一本の小さな箱を、軍服の男は眼前で掲げ。 ――ARMS―― アームズ。兵器を意味する英単語が静寂の街中で鳴り響いた。 ガイアメモリは男の首輪から男の体内へと取り込まれてゆき、見る間にその姿が変じてゆく。 肥大化した筋肉はくすんだ血の様にどす黒い赤に染まり、その身体を銀色の鎧が包み込んでゆく。 剣にナイフ、銃器といった単純な兵器が全身に纏わりついたその姿は、まさにアームズの名に相応しかった。 赤い顔面を半透明の仮面が覆い隠して、仮面の下から露出した白の瞳が、ぎょろりと三人を睨んだ。 ◆ 疲れた身体を休めるのもそこそこに、天道総司と乾巧は警視庁の食堂に訪れていた。 警視庁というと、東京の警察を総括する広大な施設だ。ともすれば、当然の様に食堂の規模も大きい。 厨房に直接向き合う形のカウンター席と、いくつかの長テーブルや丸テーブルが規則的に並んでいた。 カウンター席に座らされた巧の眼前に、大盛りのチキンオムライスが乗せられた皿がすっと差し出される。 わざわざこの場所で巧を待たせ、その間に天道が腕によりを掛けて作った渾身のオムライスだった。 巧はやや戸惑った表情を浮かべるが、天道に一言「食え」と言われると、何も言わずにスプーンを手に取り、食べ始める。 恐る恐ると言った様子で最初の一口目を口に運び――二口目からは、ガツガツと食べ始める。 そんな巧の姿を満足げに眺めながら、天道は自分の分のオムライスを一口食べて、自信ありげに頷いた。 ふわふわのオムで包まれたチキンライスの味は、濃すぎず薄過ぎず、絶妙なバランスであった。 相変わらず、完璧な料理だ。そんな自負を抱きながら、天道は巧に問うた。 「どうだ、美味いか」 「ああ」 「そうか」 無愛想ではあるが、美味しそうにオムライスを頬張る巧を見ていると、何処か嬉しくなる。 料理とは、誰かを幸せにする為のものだ。食べた人を笑顔にする料理こそ、天道が真に求める料理であるのだ。 そして、自分が作った料理をこんなにも美味しそうに食べる奴が、悪人である訳がないというのも、天道の持論だった。 考えても見れば、巧は半ば強制的に食堂まで連れてこられたが、嫌な顔はしていても、拒否はしなかった。 終始「かったるい」だなんて言ってはいるけれど、天道にはそれが、ただ不器用なだけの様に思えた。 表向きには人当たりの悪い無愛想な男ではあるが、根っこの所は、優しい男なのだろう。 そんな乾巧に、天道は無意識の内に親近感を覚えていたのかもしれない。 「お前、こんな所に連れて来られてまで料理って、随分と図太い神経してるんだな」 「ああ、体調を整える上で、食事以上に優れた手段はないからな」 そして何よりも、と続けて、天道は人差指で天井を差し、のたまった。 「おばあちゃんが言ってた。食べるという字は、人が良くなると書くってな」 巧は何も言わずに、オムライスを食べ続けていた。 天を差した指を降ろし、天道は自分のオムライスを食べながら考える。 今ここで乾巧に食事を振舞ったのは、確かに体調の回復が一番の目的である。 厨房の野菜はどれも厳選して選び、調理に使った食材も、栄養を第一に考えて作った。 どういう訳か食材はどれも新鮮で、白米に至っては今朝炊かれたばかりとしか思えない輝きを放って居たのは幸いか。 大ショッカーのせめてもの恵みか、それとも今朝まで普通に使われていた食堂なのか、それは結局分からず終いだが。 「美味かったぜ、ごちそうさん」 やがてオムライスを綺麗に平らげた巧が告げたその言葉は、気持ちがいいくらいに爽やかだった。 連戦続きの疲労や、殺し合いの不安すらも、忘れているのではないかと思う程、気持ちのいい表情だった。 そんな表情も出来るんだな、と思いながら、天道は一言「ああ」と答え、自分のオムライスも平らげた。 暫しの無言が続くが、やがて巧が、意を決したように天道へと振り返って、問う。 「なあ天道、お前には夢ってのは、あるか」 「何だ、藪から棒に……変な質問をする奴だ」 「悪かったな、変な質問をする奴で」 あからさまに気分を害した様子で、巧は表情を顰めた。 天道はやれやれと言った様子で嘆息一つ落とし、巧に向き直る。 「逆に聞くが、お前にはあるのか」 「ああ、あるね。とびっきりでっかい夢が」 「何だ、聞かせてみろ」 「世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに、皆を幸せに出来たらいいと、思ってる」 それを聞いた途端、天道は拍子抜けした気がした。 大の大人が、自信ありげに大きな夢があると言うのだ。 どんな野望かと思って問うてみれば、返って来たのは子供の様な夢。 思わず返す言葉を失って、その大きな瞳で以て、巧をぼーっと見詰めてしまう。 だけれども、それを告げる巧の表情には、やはり陰りはなかった。 ポケットから取り出した、園咲霧彦のスカーフぐっと握り締めて。 自信を持って、迷いもなく。心の底から、こいつはそう願っているのだ。 なるほどこの男に料理を振舞ったのは、間違いなどでは無かったと思う。 一拍の間をおいて、天道の表情にも元の冷静さが戻っていって、そんな天道に巧は再び問うた。 「お前は、どうなんだよ」 「俺も、お前と同じ様なものだ。友に誓った夢がある」 「そうか。聞かせて貰ってもいいか」 胸中で、今はもう居ない加賀美新を思い描いて、小さく、しかしゆっくりと頷いた。 今は亡き友との誓い。友の前で豪語した、天道総司の戦う目的。 妹を守りたいという願い以前に、天道が希った、人としての強い想い。 「アメンボから人間まで、地球上のあらゆる生き物を守り抜いてみせる……俺が、この手でな」 それを聞いた途端、巧がぽかんと口を開けっ放しにした。 多分、こいつも先程の自分と同じ様な心境で、言葉を失ったのだろうと思う。 やはり、天道総司と乾巧は似た者同士であるのだと心中で思いながら、天道は続けた。 「どうした。スケールがデカ過ぎて言葉すら失ったか」 「……お前、よくそんな臭い台詞を堂々と言えるな」 「お前に言われたらお終いだ」 呆れた様に言う巧に、天道は憮然として言い返した。 ともあれ、これで天道の中では一つの確信が持てた。 この男は、信頼に足る男だ。どんな状況でも、自分の軸を見失わない強い男だ。 仲間を集めて大ショッカーを打倒するのであれば、こんなにも心強い仲間はそうはいない。 気に食わない点は多々あるが(主に自分に似ている所など)、それでもこいつは、揺るぎない仲間足り得る。 それが分かったなら、これ以上の長居も、言葉すらも不要とばかりに二人は立ち上がった。 最早十分休んだ。食事も摂った。ならば、こんな所で悠長に休んではいられない。 命を護る為には、自分達が動き出さねばならないのだから。 ◆ 強さを数値に置き換える事が出来るのであれば、桁違いという言葉が真っ先に思い浮かぶ。 それはそのまま、目の前の怪人と自分達の強さの桁が、一つくらい違っているという事だ。 普通戦いと言うものは、何らかの目的があって、それを成す為に勝利を求めて力を振るう。 精神的な拠り所となる強い何かが無ければ、戦う力など生まれよう筈もないからだ。 天道総司の姿をした自分は、戦う理由としては十分過ぎる程の憎しみを掲げている。 海堂直也と名護啓介は、多分、守る為だとか、そんな下らない理由の為だと思う。 だけれども、目の前の怪人からは、そういう理由らしい理由が感じられなかった。 憎しみによる破壊でもなく、守りたいが故の戦闘という訳でもない。 ただ戦いたいから戦っている。ただ力を求めて戦っている。 そんな気がして、彼は目の前の怪人の事を、狂っている、と思った。 例え歪んでいようとも、明確な目的を以て行動している自分に、目の前の敵の事など理解出来る筈も無かった。 「駄目だ……今の僕らじゃ、こいつには勝てない」 結果を悟ってしまったダークカブトが、ぽつりと呟いた。 アームズドーパントの力を異様なまでに引き出し振るう奴は、今の自分の身の丈に合った敵ではない。 海堂が変身したライオトルーパーは猛然と殴りかかるが、敵に碌な打撃すら与えられず、いなされ、カウンターを叩き込まれた。 バーストモードとなったイクサも果敢に挑むが、その攻撃は全て左腕の巨大な剣で受け止められ、反撃の一撃を叩き込まれた。 さっきからそれの繰り返しばかりで、どんなに頑張っても、状況はこちらに転びはしなかった。 「チックショウ、この野郎が!」 ライオトルーパーが、右太腿に携行していたアクセレイガンを引き抜いて、踊り掛かった。 我武者羅な軌道を描いて振り下ろされた一撃は、今度はアームズドーパントが握り締めた巨大なシールドソードに阻まれた。 先程まで背に背負っていた巨大なそれは、盾としても申し分の無い、先端の砕けた大剣だった。 アクセレイガンの一撃を容易く受け止めた大剣は、そのままライオトルーパーの胸部装甲を切り裂いて、数歩後退させる。 間髪いれずに左腕の大剣を突き付ければ、それは巨大な機銃となって、圧倒的な速度で弾丸を打ち出した。 ズガガガガガガ、と炸裂音を響かせて、ライオトルーパーの身体が遥か後方へと吹っ飛んでゆく。 「貴様……!」 イクサが憤慨した様子で、口元から排出された形態電話を手に取った。 すかさずそれのボタンを打ち込んで、変わった電子音声を響かせる。 ――ラ・イ・ジ・ン・グ―― 青と白の携帯電話はけたたましい警報音を鳴らし、イクサが最後のボタンを押し込もうと指を伸ばす。 しかし、それよりも早く動いたのは、それによる危機感を覚えたのであろう、アームズドーパントのだった。 即座に突き出された機銃から放たれたのは、先程のガトリングとは違う、一発の銀色の弾丸。 それはイクサの指が携帯電話のボタンに触れるよりも速く、携帯電話に着弾。そのまま液状に拡がった。 「何!?」 それは溶かした鉄の様で、イクサの携帯電話を包み込むと、すぐに硬化した。 狼狽するイクサを尻目に、アームズドーパントがガトリングを連射しながらイクサの間合いに飛び込む。 太陽の紋章を描いた胸部装甲が超高速・高威力で以て放たれた機銃によって爆ぜ、抉られ、苦しげな呻きを上げる。 されど容赦などしてくれよう筈もなく、懐に飛び込んだアームズドーパントは、右腕の大剣でイクサを上段から叩き斬り。 左腕の機銃を再び大剣へと変化させて、よろめくイクサを横一閃に斬り裂いた。 「ぐあっ……!」 倒れ伏したイクサを踏み躙って、今度は彼方で起き上がったライオトルーパーに再び銃口を向ける。 「……ンの野郎ぉぉ!!」 猪突猛進。駆け出したライオトルーパーは、機銃など恐れぬ様子で突貫する。 馬鹿かあいつは、と思って、ダークカブトはすかさずアームズドーパントの機銃をクナイガンで射撃した。 高威力の機銃故、僅かなブレはそのまま大きなブレとなって、明後日の方向へとガトリングは放たれる。 アームズドーパントはすぐに斉射をやめ、その機銃をダークカブトへと向けた。 まずい、と思って、腰のスラップスイッチを叩こうとするが。 「でかした天道ぉぉぉぉぉ!!!」 それには及ばず、敵の懐に飛び込んだライオトルーパーがアクセレイガンを叩き付けた。 きぃん! と音を鳴らして、それはシールドソードに受け止められるが、攻撃はそれで終わりでは無い。 踏み躙られたイクサが、脚の下からイクサカリバーの赤い刃をアームズドーパントに叩き付けたのだ。 一瞬怯んで力が緩んだ隙に、ライオトルーパーが右上段からハイキックを叩き込む。 それは左腕が変化した大剣によって弾き返されるが、今度はガンモードとなったイクサカリバーが下方から照準を定めていた。 流石に対処し切れずに、イクサカリバーから放たれた銀の弾丸はガトリングの如き勢いでアームズドーパントの装甲を炸裂させる。 たまらず後退したアームズドーパントに、イクサとライオトルーパーは、二人同時に正拳突きを叩き込んだ。 しかしそれはさほど効いている様子でもなく、アームズドーパントは一歩後退しただけに過ぎない。 「仮面ライダーの力とはこの程度か」 低く、唸る様な声に、この場の空気が緊迫する。 やっとの思いで通した攻撃なのに、こいつには碌に効いてすらいないのだ。 だというのに、イクサとライオトルーパーは、一歩も身を引かずに、構えを解こうともしない。 そんな光景を見ていて、ダークカブトは、言い知れぬ不快感を覚えた。 普通は戦わない。普通は逃げる。普通は命が惜しい筈だ。 それなのに、何故にこいつら仮面ライダーは。 「どいつもこいつも……!」 どれだけ傷め付けても立ち上がった剣崎一真を思い出して、ヒステリックな呻きを漏らした。 気に入らない。こいつらはどういう訳か、どんなに傷ついても、逃げる道を選ぼうとはしない。 命と引き換えに、自分よりも強い敵に立ち向かって行くこいつらが、どうしようもなく苛つくのだ。 或いは、それは情緒不安定な彼の、一種の発作のようなものだったのかもしれない。 何故、と問われても応える事など出来ないが、気付いた時には、クナイガンを携え、駆け出していた。 そうだ、見せつけてやればいい。無意味だという事を、仮面ライダーの力などまやかしだと言う事を。 「うわあああああああああああああああっ!!!」 絶叫と共に突貫して、まずは手始めに、クナイガンを一閃、二閃。 直線射線上に佇んでいたイクサとライオトルーパーを、背中から叩き切った。 後ろからの攻撃などに対処出来る筈も無く、二人は訳も解らぬ内にもんどりうって倒れた。 そんな二人に、これ以上の興味は無いと言う様に返す刀でアームズドーパントへと斬り掛かる。 勢いは怒涛。滅茶苦茶な動きで、無理矢理にクナイガンを叩き付ける。 当然何度繰り返そうが、銅色の短剣は黒金の大剣に阻まれ、攻撃は通らない。 終いには、ダークカブトの攻撃の合間を掻い潜って、アームズドーパントの大剣がその銅を抉った。 めきりと嫌な音を立てて、ヒヒイロノカネが凹み、亀裂が走る。 吹っ飛ばされた身体は、しかし、後方のイクサによって受け止められた。 「スタンドプレイは止めなさい! 一人では無理だ!」 「うるさい! 仮面ライダーが何だっていうんだ! どんなに足掻いたって無駄じゃないか!」 ダークカブトの絶叫が響いて、その拳はイクサの顔面へと叩き込まれた。 まさか味方に対するガードの姿勢など、万全である訳が無い。イクサは再び殴り倒された。 そんな光景を見るや、呆れた様に息を吐いたアームズドーパントを見て、ダークカブトの頭に血が昇る。 全てが不愉快だ。仮面ライダーも、意味のない破壊を撒き散らす戦闘狂(バトルマニア)の怪人も。 どいつもこいつも壊してやりたい。滅ぼす為の、意味のある破壊を、この手で――! 「バッカお前、状況解ってんのかこのバカ、バカッ! バカタレが!」 ライオトルーパーがダークカブトの肩を掴んで、口煩く罵詈雑言を吐き掛ける。 煩わしい、と感じたダークカブトは、有無を言わさずに斧と片手に振り抜いた。 イオンの刃を思いきり叩き付けられたライオトルーパーの胸部が派手に爆ぜて、仰け反る。 更にもう一撃と、今度はその腹部のベルト目掛けて、横一閃に斧の一撃を叩き込んだ。 ダークカブトのアックスは、誰にも阻まれる事無くライオトルーパーの腹部を抉り―― 「テ、メェ……!」 火花を噴き出しながら、バックルを叩き壊されたベルトがアスファルトへと落ちた。 最早使い物にすらならなくなったスマートバックルが、ぶすぶすと黒い煙を上げる。 生身を晒した海堂直也の頬を、ダークカブトの拳が打ち付けて、その身体を遥か後方へと吹っ飛ばした。 仮にも仮面ライダーに殴られたのだ。ただで済む訳もなく、海堂直也の身体はそのままぐったりと動かなくなった。 今がそんな事をしている場合ではないと言う事になどは、混乱したダークカブトではもう考える事すらも出来ない。 元々彼は情緒不安定なのである。当初から全てを敵だと判断しているのだから、こうなるのも無理はなかった。 いざとなったら、二人に仮面ライダーの無力さを知らしめた後で、クロックアップで逃げたっていい。 どうとでもなるのだから、やりたいようにやればいいではないか。それは、そういった安直な判断であった。 こうして苛立ちも最高潮に達した時、ダークカブトの眼前へと迫って居たのは、赤い体躯の怪人だ。 思わず構えたダークカブトのアックスを、左腕の大剣で弾き返して、アームズドーパントは右の大剣でダークカブトを叩き伏せた。 肩口から装甲が派手にひしゃげて、身体が壊れる嫌な音が響いたと思ったら、今度は左の大剣で掬い上げられた。 ヒヒイロノカネなど容易く引き裂いて、ダークカブトの身体は宙へ舞う。 「仲間割れなどしている余裕は、無かった筈だが」 その声には、静かで、しかし熱い、確かな怒りが感じられた。 強者の誇りを持つが故、弱者に舐められたと感じた時には、きっと許せないのだろう。 それがどれ程崇高な感情であるかなど、ダークカブトには理解出来なかったし、しようとも思わなかったが。 宙を舞うダークカブトが、地面に叩き付けられようとした時、急迫したのは凄まじい連射性を誇る機銃の弾丸だ。 ダークカブトを徹底的に破壊しようと構えられた銃口から、怒涛の勢いで放たれた弾丸は黒き装甲を派手に爆ぜさせる。 アスファルトへしたたかに打ち付けられるが、そんな痛みも、機銃による痛みに比べればマシかと思った。 圧倒的な斉射は収まらず、アスファルトに無数の穴を穿ちながらダークカブトの命を刈り取ろうと唸りを上げる。 「くっ、そぉ……!」 何でこうなるんだよ、と心中で毒づきながら、歯噛みする。 何もかもが上手くいかない。何をやっても自分は失敗する。 それは、自分が世界にとっての邪魔者だからか? だから、世界はこうまでして自分を排除しようとするのか。 そんな事を考えるとたまらなくなって、一滴の涙が頬を伝った。 結局、何をしたってこの自分に居場所などはないのだ。 ならば破壊するしかない。壊すしかない。滅ぼすしかない。 それしか、残っていないというのに―― 「ゴ・ガドル・バの力をたたえて死ね」 死刑宣告と、ダークカブトの変身解除は同時だった。 あまりの過負荷に耐えられなくなったヒヒイロノカネが、粒子となって消失したのだ。 世界だけでなく、カブトの鎧までが、この自分を拒絶しているように思って、思わずアスファルトを殴る。 そんな彼に向かって狙い定められるは、グレネードランチャーと化したアームズドーパントの左腕だった。 ランチャーから放たれた砲弾は、どん! と音を響かせて、大気を震撼させる。 これで終わりか、と流石の彼も死を覚悟して瞳を閉じるが。 「総司君っ!」 そんな両者の間に割り込んで来たのは、イクサだった。 両腕を広げ、その身体で以て、迫るグレネードランチャーを受け止めたのだ。 派手な爆音と、灼熱の爆風が、イクサの装甲で巻き起こって、そのまま地へと崩れ落ちる。 とうとうイクサの装甲も限界を迎え、生身を晒した名護啓介は、しかし満足そうな表情で振り向いた。 口元からは僅かに血を流して、脚だって小刻みに震えている。平気で居られる訳が無い。辛いに決まっているのに。 それなのに、こんなにボロボロになってまで、したり顔で微笑む彼が理解出来ずに、思わず声を荒げてしまう。 「何で……どうして僕なんかの為にっ!?」 「俺は、君と良く似た男を知っている。彼もまた、君と同じ様に、悩み、苦しんでいた」 なんだよそれ、と思わずには居られなかった。 何処の世界に、こんな自分程酷い人生を送った人間がいるというのだ。 何も知らない癖に知った風な口を利く名護啓介に、どうしようもない怒りが込み上げる。 だけれども、その怒りは不思議と、先程まで感じていた憎しみの怒りではなかった。 この感情が理解出来なくて、それが新たな苛立ちを呼んで、もう一度アスファルトを殴る。 ちゃき、と音がして、今度はそんな二人をアームズドーパントの機銃が狙いを定めていた。 今度こそ、終わりだ。今からレイに変身したって、間に合う訳が無い。 ここで名護と二人揃って死ぬのか、と思うと、心の奥底で、言い知れぬ恐怖心が芽生えた。 まだ自分は何も成し遂げて居ないというのに、こんな所で死ぬのか、と歯噛みする。 ――が。 「いけませんガドルさん! 勝敗は決しました! これ以上は最早、勝負ではありません!」 「――!?」 今度は、金色の小さな龍だった。 ガドルと呼ばれた男のデイバッグから飛び出したそれが、機銃を弾いて叫ぶ。 しかしアームズドーパントは意に介した様子もなく、飛び出した金の龍を、右の大剣で殴り飛ばした。 ぎゃふんと情けない声音を発して、吹っ飛んで来た金の龍を、名護がその手で掴み取る。 「君は、渡君の……!」 呼び掛けるが、金の龍――タツロットは答えない。目を回して、気絶している様子だった。 今度こそ邪魔者の居なくなったアームズドーパントは、再び機銃を二人へと向けるが、二度ある事は三度ある。 イクサ、タツロットと続いて妨害され続けて来たアームズドーパントの行動を、三度目に掣肘するのは。 「らぁああああああああああああああああっ!!!」 何処となく蛇らしい身体的特徴を持った、灰色の異形だった。 見た事もない灰色の怪人は、後方からアームズドーパントへと組み付き、唸りを上げる。 我武者羅に組み付いた灰色を、アームズドーパントは振り落とそうとするが、そう上手くは行かない。 灰色は、しぶとくアームズドーパントにしがみついて、その行動を封じていた。 「おい、天道に、名護のおっさん! ここは俺様に任せて、お前らぁ逃げろ!」 「直也君!? 無謀な真似はやめなさい! 君一人で勝てる相手ではない!」 「いいか、俺様にかかりゃなぁ、足手纏い二人を助けるくれぇは朝飯前なんだよ! ここぁ大人しく俺様に任せて、お前らはすっこんでろっての、この役立たず共が!」 海堂の声でそう叫んだ灰色が、アームズドーパントに振り払われ、大剣を叩き付けられる。 ならばとばかりに、オルフェノクの力で具現化させたナイフを取り出して、海堂はそれを受け止める。 だけれども、付け焼刃の戦術で歴戦のアームズドーパントの攻撃を裁き切れる訳が無かった。 右のシールドソードで灰色のナイフを払われ、左の大剣で袈裟斬りに身を斬り裂かれる。 大きく仰け反り、その場で倒れ伏した灰色には目もくれず、アームズドーパントは再び二人に機銃を向けた。 「ンのヤロ、させるかよぉおおおおおおおお!!!」 しかし、海堂のしぶとさもさるもの。 すぐに起き上がり、今度は我武者羅に機銃にしがみ付いて、その銃口を逸らさせる。 そんな海堂の灰色の身体に、シールドソードが振り下ろされて、海堂の姿勢ががくりと落ちた。 その痛みに、立つ事すらままならない様子だった。地に膝を付けて、それでも機銃を離そうとはしない。 これでは無理だ。どう頑張ったって、勝てる訳がない。逃げなければ、海堂はこのまま死ぬだけだ。 名護はそんな海堂を救おうとしたのだろう、もう一度立ち上がって、イクサナックルを構えた。 イクサナックルを掌に打ち付けようとするが、そうやって構える名護自体が、既に満身創痍。 馬鹿かこいつは、と思って、気付いた時には、そんな名護の肩を強引に引っ掴んでいた。 「馬鹿なの!? 勝てる訳ないじゃないかっ!!」 「それでも、直也君を見捨てる事は出来ない。離しなさい、総司君!」 「どうして! どうして君ら仮面ライダーは、どいつもこいつもそうやって!」 苛立ちも頂点に達すれば、この身体も勝手に震えるものだ。 名護の肩を掴んだ腕は、怒りと、理解し得ぬ憤りと、良く解らない感情とで、震えていた。 名護といい海堂といい、さっき戦った剣崎とか言う奴も、だ。 仮面ライダーはどいつもこいつも、自分の命を投げ出す様な真似ばかりする。 別にそれ自体は構わない。死を望むというのなら、望み通り殺してやればいいだけだ。 だけれどもこいつらは、そうやって牙を剥いた筈の自分をも救おうとしているのだ。 それがどうにも理解出来なくて、彼はどうしていいのかわからなくなった。 混乱する彼の気持ちを知ってか知らずが、今度は海堂が絶叫する。 「おい天道! お前今、どうしてっつったな!」 元気そうに叫ぶが、本当なら、今の海堂にはこうして口を利く余裕だって無い筈なのだ。 アームズドーパントの機銃を無理矢理上部へ向けるが、そんな海堂の身体を、右腕の大剣が弾き飛ばす。 蛇の皮膚だか装甲だかは、大剣の刃に容易く切り裂かれて、爽快なくらいの打撃音と共に数メートル吹っ飛んだ。 だけれども、海堂はすぐに立ち上がって、もう一度アームズドーパントに組み付いて、叫ぶ。 「俺様にもなぁ、天道、お前みてぇな、どうしようもねえ馬鹿な仲間が居たんだよ!」 「だから……!? それが何だっていうの……!?」 「そいつはなぁ、くっだらねえ事で悩んで、苦しんで、くっだらねえ戦いで死んじまった!」 蛇の顔にも似た海堂の顔面に、重たいシールドソードが叩き込まれた。 うぶっ、とか、そういう情けない声を上げて、海堂は思わず機銃から手を離した。 そんな海堂目掛けて、今度はアームズドーパントの機銃による斉射が撃ち込まれる。 今までは受け続けて来た攻撃はどれもライダーの装甲越しにだったが、今は違う。 海堂は今、その身体に、直接弾丸を撃ち込まれて居るのだ。痛くない筈がない。 弾丸の嵐は容赦なく海堂の身体を吹っ飛ばすが、しかし、それでも海堂は立ち上がる事をやめはしなかった。 「人類を滅ぼすだの何だの言っちゃ居たが、結局、あいつは……最後の最後まで、誰かの為に戦った! ……ほんとはなぁ……俺ぁ、そんなあいつが、ずっと羨ましかったんだよ! 憧れてたんだよ!」 海堂直也の声は、一言紡ぎ出す度に、震えていた。 怒りの震えか、武者震いかは、はたまたそのどちらもなのかは、解らないけれど。 海堂が変じた灰色の異形は、人間よりもずっと逞しくなってしまった拳を握り締める。 そんな海堂の姿に、言い知れぬ気迫を感じて、思わず黙ってしまった。 尚も絶叫を続ける海堂の声は、先程とは打って変わって、重たく感じた。 「なのに、なのに俺ぁよぉ……そんなあいつの死に様に、なんっっっにもしてやれなかった! 木場も、照夫も……俺ぁ結局、誰も守れちゃいねぇ。ただ、指を咥えて見てるだけしか出来なかった!」 今にも泣き出しそうな声音で絶叫して、海堂はその身体を奮い立たせる。 走り込んで行くが、今度はそんな海堂の腹に、巨大な大剣による一撃が叩き込まれた。 言葉は最後まで告げられず、海堂は堪らず倒れ伏して、震える灰色の指を、ぐぐぐと握り締める。 アスファルトと言えど、異形となった力の前にはただ蹂躙され、指の形に砕けてゆくだけだった。 海堂は砕けたアスファルトで出来た砂利を、思いきりアームズドーパントへと放り投げる。 目潰しのつもりだろうが、相手もまた異形。人間の喧嘩戦法などが通用しよう筈も無い。 意にも介さず歩を進めるアームズドーパントに対して、海堂は再び立ち上がった。 「けどなぁ……そんなのはもう、終わりだ! 終わりにしてやる! 俺ぁここで、変わるんだよ!」 「直也君……」 「もうこれ以上、俺様の目の前で誰一人傷付けさせねぇ! 誰一人だって、殺させやしねぇ! 嗚呼そうさ……俺ぁ守るんだ! 今度は俺が……みんな、この俺様が、守り抜いてやるんだよ!」 それは海堂直也という一人の“人間”の、決意の絶叫だった。 そんな海堂に返されたのは、言葉でも何でもなく、大剣による袈裟斬りだ。 思いきり振り下ろされた大剣を、しかし今度は、灰色のナイフで受け止める。 僅かに驚愕した様子のアームズドーパントをよそに、海堂は我武者羅なキックを突き出した。 それを受けて数歩後じさるアームズドーパントの懐へと、海堂は追撃とばかりに飛び込んだ。 灰色のナイフと、シールドソードが激突して、がら空きになった胴へ、左腕が変じた大剣が叩き込まれる。 よろめく身体を根性で支え、それでも海堂は、アームズドーパントに組み付いて、絶叫した。 「おい名護ぉ! 小野寺と、響鬼のおっさんは言ってたよな!? 仮面ライダーは、人を護る為に戦うって!」 「……ああ、そうだ! 俺達仮面ライダーは、人々を護る為、命を賭して戦う正義の戦士だ!」 海堂の絶叫に応える為に、名護もまた、暑苦しい程の絶叫で返した。 アームズドーパントに組み付いた海堂の影に、仄暗い光が浮かんで、その中に海堂の表情が見える。 ぼんやりとしていて良くは見えないけれど、名護の答えを聞いた海堂は、不敵に口端を吊り上げていた。 どうして。どうして海堂は、笑っていられるのだろう。今だって、痛くて、辛くて、苦しい筈だ。 もう今にも倒れ伏して、殺されたって可笑しくないのに、それなのに海堂は、不敵に笑っているのだ。 理解など、とうに越えている。不可解過ぎる事象に対する疑問が、津波の様に押し寄せる。 だけれども、絶叫を続ける海堂と名護の間には、何の疑問も存在してはいない。 それが余計に不可解で、また、不愉快でもあった。 「良く言ったぜ、名護ぉ……ああ、そうだよ……仮面ライダーってのぁつまり、正義の味方だ」 満足げに鼻を鳴らした海堂は、しかしシールドソードによる一撃で吹っ飛ばされてしまう。 だけれども、もう倒れはしない。二本の脚は強く大地を踏みしめて、しっかりと構える。 言い知れぬ気迫が、これまで以上に海堂からは満ち溢れていて、思わず固唾を飲んだ。 それは、アームズドーパントすらも黙って見守る程の、戦士たる圧倒的な気迫。 「なら、もうお前らだけに戦わせる訳には、行かねえよなぁ……だって、今から俺も、なるんだからよぉ――!」 やがて海堂は、大きく息を吸い込んだ。脚は肩幅以上の感覚で踏ん張って、腰は据えて。 右の腕は左肩よりも高く、指まで真っ直ぐに掲げ、左の腕は拳を作り、腰元まで引いて。 子供時代に、誰もが憧れたヒーローのようなポーズを気取って、海堂は声高らかに宣言した。 「みんなを護って、世界だって救っちまう、誰よりもカッコ良い正義の味方に――仮面ライダーに!」 仮面ライダーとは、つまり、そういうものだ。 悪の魔の手から人々の命を救い、世界を覆う陰謀から、この世の平和を守ってみせる。 理不尽な暴力を振るう悪が居る限り、彼らは何度だって蘇り、正義の心を炎と燃やして悪に立ち向かう。 死ぬかもしれないし、負けるかもしれない。勝てる確証なんて、いつだって何処にだってありはしない。 だけれども、護りたいという熱い願いが炎となって燃え滾る限り、そんな恐怖などはすぐに消し飛ぶ。 それこそが、仮面ライダーだ。それこそが、護る為に力を震える、正義の戦士の有るべき姿だ。 今この瞬間、海堂直也はまさしく仮面ライダーの名を名乗るに相応しい真の戦士となったのだ。 そして、そんな海堂が取った構えは、奇しくも護る為に戦った、初代仮面ライダーと同じものであった。 「見ろ、総司君。あれが、きみが理解出来ないと言った、正義の仮面ライダーの姿だ」 そう告げる名護の表情は、真剣そのものだった。 こいつらは、本気で、何の冗談も無しに、正義の味方になるつもりなのだ。 そんな馬鹿二人を見ていると、不思議と心の奥底で、何かが震えるような気がした。 未だに仮面ライダーの名にしがみついて、馬鹿馬鹿しい行いを続ける愚者への怒りか。 それとも、彼の狂行に感化されたこの心が、未だ感じた事もない感情を抱いているのか。 今はまだ前者だと思う。だけれど、不思議と目の前に居る仮面ライダーを否定する気には、なれなかった。 「馬鹿ばっかりだ……どいつも、こいつも」 消え居る様なか細い声で、ぽつりと呟いた。 視線の先では、再び海堂とアームズドーパントが戦闘を再開している。 どんな攻撃を繰り出したって、全身兵器の完璧な戦術が相手では通用しない。 一撃叩き込まれる度に、海堂の身体は軋みを上げて、苦しそうな呻き声を漏らして。 それなのに、海堂は何度だって立ち上がって、何度だって強大な敵に挑み掛かってゆく。 「お前らぁ、いつまで、突っ立ってやがんだ……とっとと、逃げろっちゅーとろーが……! 折角、カッコつけたんだからよぉ……なぁ、最後まで、カッコ、付けさせてくれよぉ」 紡がれる言葉は最早、息も絶え絶えといった様子だった。 解って居た。いくら格好付けた所で、本当はもう限界なのだ。もう、戦える筈もないのだ。 それなのに海堂は馬鹿みたいに格好付けて、自分達二人を逃がす為にたった一人で立ち上がり続ける。 馬鹿だ。馬鹿としか言いようがない。そんな行動の何処に、どんな意味があるというのだ。 そこから理解出来ずに、最早言葉も失って、暫くはぼーっと眺めていた様に思う。 名護はそんな海堂に背を向け、立ちつくす自分の横に並ぶと、不意にその肩を掴んだ。 「行こう、総司君。ここは直也君に任せるんだ」 「へえ、直也君を見捨てる訳には行かないんじゃなかったんだ」 「……彼は今、その命の炎を燃やし、正義を行おうとしている」 「…………」 そこで、気付く。 この肩に置かれた名護の手は、震えていた。 遥か遠くを見詰める名護の表情は、震えていた。 悔しさに、怒りに、苛立ちに、そして、自分の無力に。 打ちひしがれる気持ちを堪えて、それでも名護啓介は、この肩を掴む。 ぐぐぐ、と、変な力が込められて、戦闘直後のこの身体が僅かに痛んだ。 だけれど、そんな名護の姿を見てしまったからには、もう何も言えなかった。 名護は、まるで自身に言い聞かせるように、ゆっくりと口を開く。 「直也君は今……正義を、行おうとしているんだ……!」 震える声で、ゆっくりと、しかし力強く、そう言った。 夕陽の光を受けて、名護の頬に光が走った気がしたが、良くは見えなかった。 頬を流れた光は、一滴の水滴となって、漆黒のアスファルトに落ちると、すぐに乾く。 名護や海堂がどうしてこんな行動に出るのか、彼には理解出来なかった。 結局、誰も彼の疑問には答えてくれていないではないか。 仮面ライダーとは何だ。泣くくらいなら何故逃げ出す。 数々の疑問は胸中で渦を巻いて、彼の精神が再び不安定になってゆく。 何故だ、どうしてなんだ。頭を掻き毟って、荒く息を吐き出し、行き場の無い苛立ちを吐き出す。 そんな彼の気持ちを察知したのか、デイバッグからは一匹の蝙蝠が飛び出した。 彼の周囲を旋回するのは、最後に残った変身手段――レイキバットだ。 「どうやらこの俺の力が必要なようだな、総司」 「レイキバット……解って居るなら、僕に力を貸せ!」 「ふん……いいだろう。行こうか、華麗に、激しく」 彼の腹部に巻かれた黒のベルトに、レイキバットは収まった。 全てを凍て付かせる雪の結晶が、冷気を伴って彼の周囲を舞う。 しかしそれも一瞬でだ。冷気と結晶は、すぐに白き装甲として再構成される。 それは、未確認生物である雪男を、そのままライダーにしたような外見だった。 名護の済むキバの世界とはまた異なるキバの世界に存在する戦士――仮面ライダーレイだ。 レイは名護啓介の身体を担ぎ上げると、一瞬だけ海堂とアームズドーパントへと振り向いた。 海堂は未だに勝ち目の無い戦いに興じて居て、今だって大剣に蹂躙されている最中だった。 「直也君……! 君の正義は、絶対に忘れない! 絶対にだ!」 そんな海堂に向かって、レイに担がれた名護が、声を大にして叫んだ。 恥ずかしいくらいの絶叫だけれど、名護はきっと、恥ずかしいなどとは思ってはいないのだろう。 それはこれから散りゆく海堂への激励のように聞こえて、レイはやはり、言い知れぬ苛立ちを覚えた。 自分達だけ逃げるというのに、これから死ににゆく仲間にそんな言葉を送る事に意味などある訳もない。 先程まで仲間だの見捨てられないだの言っていた事を考えれば、全くもって不可解な連中だと思う。 ともあれ、この姿になった以上、長居は無用だ。戦闘をしたって、勝てる見込みはないのだから。 名護を抱えたレイは、向かう先などは考えず、我武者羅に駆け出した。 065 魔皇新生♪ルーツ・オブ・ザ・キング(後編) 投下順 066 暁に起つ(後編) 065 魔皇新生♪ルーツ・オブ・ザ・キング(後編) 時系列順 066 暁に起つ(後編) 056 3人×3人×3人(後編) 名護啓介 066 暁に起つ(後編) 056 3人×3人×3人(後編) 海堂直也 066 暁に起つ(後編) 056 3人×3人×3人(後編) 擬態天道 066 暁に起つ(後編) 055 強敵金カブ(後編) 天道総司 066 暁に起つ(後編) 055 強敵金カブ(後編) 乾巧 066 暁に起つ(後編) 055 強敵金カブ(後編) ゴ・ガドル・バ 066 暁に起つ(後編)
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アイドルたちをブイズで統一するなら、 ニンフィア:未夢エミルトン 色違いイーブイ:ルカ・エッセンポルカ ブースター:ぱるぷ・蘭々 エーフィorリーフィア:鈴風紫音 ブラッキーorグレイシア:コルベット・ハイヤーズ 色違いシャワーズ:エクストラ海堂 サンダース:レイラ・B・シモンズ ぱるぷ・蘭々はヤンチャム、鈴風紫音はゲッコウガでもいいと思う。 エクストラ海堂はマユルドorペロリーム。前者はシルクのショーツネタ、後者はピンクで洋菓子好き。 -- (名無しさん) 2015-01-13 09 54 58 アイドルたちをメスのみで統一するなら、 クレセリア:未夢エミルトン ピンク+夢 図鑑説明より、羽を持つといい夢が見られる、とある ニドラン♀:ルカ・エッセンポルカ フラエッテ 赤:ぱるぷ・蘭々 ユキメノコ:鈴風紫音 和装した姿から ミルタンク:コルベット・ハイヤーズ 色違いビークイン:エクストラ海堂 スカートの形から 色違いバルジーナ:レイラ・B・シモンズ -- (名無しさん) 2015-01-13 17 34 15 虫タイプで統一するなら ビビヨン(はなぞののもよう):未無エミルトン ビビヨン(スコールのもよう):ルカ・エッセンポルカ ビビヨン(モダンなもよう):ぱるぷ・蘭々 ビビヨン(みやびなもよう):鈴風紫音 ビビヨン(ジャングルのもよう):コルベット・マイヤーズ ビビヨン(ボールのもよう):エクストラ海堂 デンチュラ:レイラ・B・シモンズ -- (ユリス) 2016-01-01 10 05 52 サン・ムーン 後者はウルトラビーストで統一 カプ・テテフorズガドーン:未無エミルトン オシャマリorカミツルギ:ルカ・エッセンポルカ ヌイコグマorマッシブーン:ぱるぷ・蘭々 オドリドリ(まいまいスタイル)orテッカグヤ:鈴風紫音 マギアナorフェローチェ:コルベット・マイヤーズ アブリボンorウツロイド:エクストラ海堂 -- (名無しさん) 2018-06-10 07 59 08 クワガノンorデンジュモク:レイラ・B・シモンズ -- (名無しさん) 2018-06-10 17 09 44